ダービーは出るだけでも大変

競馬
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3歳馬の頂点に立つダービーは、そのスターティングゲートに立つまでが大変。新馬戦を勝ち上がり500万、重賞と賞金を加算して、しかも無事でなければいけない。特に今年は賞金のボーダーラインが2000万で例年に比べてかなり厳しい。出走するまでの馬も大変だが、騎手も大変だ。武豊でさえ、アドマイヤビッグが出走出来たからよかったもののメイショウボーラーが出走していたらマイネルマクロスとの2分の1の抽選だったからね。最近は外人騎手や地方競馬の騎手などがダービーに騎乗するようになっているから、JRA所属と言っても腕がないと出られない厳しい状況になっている。現に今年は海外からデムーロ、地方から内田博幸と五十嵐冬樹が、JRA所属1年目の小牧太と2年目の安藤勝己と5年前では考えられない顔ぶれになっている。


過去5年で調べてみたら5年連続でダービーに騎乗しているのは武豊(2勝)、後藤浩輝、蝦名正義で、4回騎乗しているのが柴田義臣、田中勝春、四位洋文だ。あと、5年もすればもっと顔ぶれが変わっているだろうね。調教師で見ると藤沢厩舎が7頭、橋口厩舎が5頭、池江厩舎と瀬戸口厩舎(1勝)が4頭。馬主ではサラブレッドクラブラフィアンが7頭、社台ファームが5頭(1勝)、金子真人が4頭。

ダービーと言うのは「勝ちたい」という気持ちが強い人が勝つ時と、勝った馬が強すぎる場合があると思うんだよね。「勝ちたい」という気持ちが強くて勝ったのはウィニングチケットの柴田政人、アグネスフライトの河内洋、NHKマイルカップで不利を受けたタニノギムレットの武豊、武豊のダービー初制覇のスペシャルウィーク。勝った馬が強すぎたのはナリタブライアン、ミホノブルボン、トウカイテイオーなどだろう。今年の場合、「勝ちたい」という気持ちが一番強いのはコスモバルクの五十嵐冬樹だろう、そして勝った馬が強すぎたとしたらキングカメハメハだと思うよ。

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