『血と骨』を読んだ

私小説はリアリティーはあるが何を言いたいのか分からないところがある。だけど、事実に基づいて書かれているのだから面白い。この本は著者:梁石日の父のこと、生きてきた過程、母のことを書いている。巨躯で無口で精力絶倫、吝嗇家で横暴な主人公、金俊平の生き様が書かれているが、まあとにかく凄い。女には目がなく、妻がいようとお構いなし。暴力のすさまじさもあるが、「キレる」というものの限度がない。読んでいる最初のうちは嫌悪を感じていたが、読み進むにつれ何か滑稽に感じてきて笑ってしまうところもある。笑えるような話ではないのだが、その時代を文章でしか知らない僕には実感として湧いてこないからね。


この『血と骨』が今度映画化されるようだ。主演は北野たけしさんだから暴力的なシーンや凶暴なところは必見かもしれないな。そして、原作では英姫と金俊平の絡みのシーンが多く書かれているけど、その英姫役が鈴木京香なんだよね〜。だからと言うわけではないけど見てみたい。公開は今年の11月の予定です。

そして、『血と骨』に続く自伝的小説『睡魔』と言うのが、これまた面白そうなので(帯を読んだだけで)今日から読んでみることにした。

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