「絶海にあらず(上・下)」北方謙三

絶海にあらず (上)
絶海にあらず (上)

posted with amazlet at 05.08.23
北方 謙三
中央公論新社 (2005/06)
売り上げランキング: 11,734
絶海にあらず (下)
絶海にあらず (下)

posted with amazlet at 05.08.23
北方 謙三
中央公論新社 (2005/06)
売り上げランキング: 9,907

この本の主人公は、平安時代の承平・天慶の乱で平将門と同じくして反乱を起こした藤原純友を描いた。こう書くとお堅い感じがするが北方謙三氏が描く歴史小説は史実から外れずに主人公の生き様を書いている。藤原純友は政権を握る藤原北家の血を引く男でありながら、海に生きる人々に引きつけられやがて権力に逆らうようになった。普通に過ごせば昇進は自動的にするが、この男は自分が権力にしがみつくことなく生きたいように生きている。その姿には引きつけられるものがある。読み始めると止まらないのが北方文学。読み終わったとの心地よさはクセになるほどだね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 都心の超一等地に立つ将門の首塚

     地下鉄大手町駅徒歩1分、ビジネスビルが建ち並ぶこの一角にちょっと異様な空間があります。住所は千代田区大手町1丁目、この超一等地にあるのは「平将門の首塚」です。…