垣根氏らしい疾走感にあふれている話だったので一気に読んでしまった。この作品は人物描写に力を注いでいるが、肝心の主人公が感情を表に出さない(出せない)だけに感情移入は出来なかったな。それでも、垣根氏が得意とする南米マフィアの背景や組織における個人の役割分担やシステムなど独特のリズムがあるので読んでいて気持ちが良い。お得意の改造車の話や武器に関することはお預けとなってしまったのがちょっと残念かな。終盤に入ってのスピード感には堪らないものがあるが、エンディングがね。まあ、こういう結末になるだろうという事は、それまでCOOLに仕事をしてきた主人公が手を抜いた場面で大体分かったけどね。
オフィシャルサイト 垣根涼介 Dawning day, Dawning life.
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