『えれじい』 鳴海章

えれじい
えれじい

posted with amazlet on 06.09.04
鳴海 章
講談社 (2005/09/09)

これまで、『風花』『輓馬』と彼の2つ作品を読んできたが今回の『えれじい』はこれまでと違って全編に緊迫感があって面白い。
麻薬事件が起きてその捜査に翻弄され、今度は同僚が殺害される事件が起きる。ふたつの事件が関連するところはマグナム弾が使用されていた事。同僚を殺された主人公がヤクザと組んで事件解決に向かうのだが、この二人のやり取りと複数の人間関係が絡み合った物語は息をつかせてくれないほど。バラバラに見える出来事が最後にはスムーズに収束させてしまうのは鳴海章氏の筆力凄さなんだろうね。今回、出てきた愛崎警察署を舞台にした作品には「ニューナンブ」「街角の犬」というのがあり、この2作品が先に出ているので順番に読んだ方がいいかもね。

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