『パレード』 吉田修一

BOOK
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 都内の2LDKに暮らす男女四人の若者達。本音を明かさず、”本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。


 文章は4人それぞれを1人称で書かれているがなんてことはない日常が書かれている。なにが面白いかと思いながら読んでいると最期に仕掛けが用意されていた。その仕掛けに気がついたときはもうお終い。怖いとは思うがそのことを分かっていないので怖さが伝わらない。もう一度読むとこの作品の怖さが分かるのかも知れない。


コメント

  1. パレード 吉田 修一

    実は結構昔に買って読んだんだけど、最近思い出してまた読んでみた。 やっぱり面白い。 1回読んだら絶対2回読みたくなる。 2回目は全く印象が変わって…