『楽園の眠り』 馳星周

 おさな子の柔らかい肌。いたぶるのは麹町署生活安全課の刑事・友定伸。息子の雄介への暴力を止められない。ある夜、雄介が行方不明になった。託児所から抜け出した雄介を保護したのは女子高生の大原妙子。実父から性的虐待を受けていた妙子は雄介を紫音と名づけて、新たな生活を夢見る。夜の闇の中、焦燥と絶望が疾走する。


 久しぶりに馳星周を読みました。この作品は幼児虐待をテーマにした内容で、ストレスを抱えた大人が子供を虐待することでここの中の鬱屈した思いをはき出している。刑事の友定伸は息子の雄介を虐待し、女子高生の大原妙子は父親から虐待されていた。このふたりので出会いから話は展開していくが、大原妙子が雄介を紫音と名づけたまではよかったが、文中で雄介と書くところを紫音となっていたのが2箇所ぐらいあったり、刑事の友定伸の追跡から大原妙子が逃げるのだがあまりにも上手く状況判断をしていたりと細かい部分が鼻についてしまった。


  

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