2025年秋発売 ブリヂストンゴルフ 新ドライバー BXシリーズの詳細レポート

Golf

2025年秋、ブリヂストンゴルフはツアープロ向けの新ドライバーモデル「BXシリーズ」を発売予定です。

本シリーズはR&Aの適合リストに早くも掲載されており、プロゴルファーがツアー会場でテストを開始しています。

モデル構成は「B-Limited BX1★TOUR」「BX1 ST」「BX1 LS」「BX2 HT」の4機種で、各モデルに異なる性格とターゲットを持たせた設計が特徴です。

R&A適合リスト掲載状況

ブリヂストンの新ドライバー4機種は、R&AおよびUSGAの適合リストに掲載され、公式競技での使用が認められています。

  • B-Limited BX1★TOUR(9°、可変スリーブ、トゥ・ヒール部にウェイト各1個搭載)
  • BX1 ST(9.5°/10.5°、可変スリーブ、トゥ・ヒール部にウェイト各1個搭載)
  • BX1 LS(9°、可変スリーブ、トゥ・ヒール部にウェイト各1個搭載)
  • BX2 HT(9.5°/10.5°、可変スリーブ、ヒール寄りにトゥ・ヒール部にウェイト各1個搭載)

これらは2025年モデルの「Bシリーズ」後継として順当なサイクルでリリースされることが明らかになっています。

公式サイト製品概要

ブリヂストンゴルフの「Bシリーズ」は、“接点の科学”を新たなレベルへ進化させることをテーマとしています。

公式サイトでは、新ドライバーの中心技術として以下の要素が紹介されています。

製品ラインナップ

2025Bシリーズの製品情報

これらはすべて可変スリーブを装備し、トゥ・ヒール部にウェイトポートを搭載、ヘッド内部もカーボンと金属の複合構造で仕上げられています。

技術的特徴

1. NEW SP-COR(NEWサスペンションコア)

新ドライバーではフェース裏側に金属製2ピース構造の『NEW SP-COR』を搭載し、内部にポリマーを充填。

これにより、インパクト時の衝撃吸収と反発性能の精密制御を両立し、フェースセンターからトゥ・ヒールまで高初速エリアを大幅に拡大しました。

2. ハイブリッドクラウン & パワースリット

クラウン部には金属製ハニカムストリング内蔵のカーボンセミクラウンを採用。

ソール部とクラウン部の剛性差を活用し、打ち出し角を高めつつもスピン量を安定化させる『ブーストパワーテクノロジー』と、パワースリットによる高打ち出しが実現されています。

3. パワーミーリング

フェース面のオフセンターヒット時のスピン増を抑制するため、トゥ・ヒール部のミーリング粗さをセンターの2倍に設定。

これによりオフセンターヒットでもボールの滑りを抑え、直進性を高める設計です。

4. 可変ウェイト & 可変スリーブ機構

ソール後方やトゥ・ヒール部に配置されたウェイトは、リーディングエッジから後方まで移動可能。

可変スリーブと組み合わせることで、ロフト・フェース角・重心位置・フェース角の微調整が可能となり、多様なスイングタイプや弾道ニーズに対応します。

設計の革新性

カーボンクラウンの活用

前作と比べてソールまでカーボンを採用し、余剰重量を最適化。

モデルごとにカーボンの使用割合を変えることで、軽量化と高慣性モーメント化を両立しています。

ウェイト配置の最適化

モデルごとにウェイトポートの位置と素材を最適化し、浅重心・深重心など各モデルの設計コンセプトをヘッド形状に反映しています。

各モデルの性格付け

  • B-Limited BX1★TOUR:操作性重視、小型・浅重心でアスリート向け
  • BX1 ST:標準モデル、直進性と打ちやすさのバランス型
  • BX1 LS:低スピン特化、浅重心でプロユースの飛距離追求型
  • BX2 HT:高MOI・高弾道、Deep Back Weightによる最大慣性モーメント型

 

プロゴルファーの使用状況

チームブリヂストン契約選手

以下の女子・男子トッププロが新BXシリーズを試打・投入し、即戦力として評価しています。

  • 渡邉彩香(BX2 HT)
  • 桑木志帆(BX1 LS)
  • 鶴岡果恋(BX1 LS)
  • 永嶋花音(BX1 ST)
  • 阿部未悠(BX2 HT)
  • 吉田優利(BX1 ST)
  • 木下稜介(BX1 LS/★TOUR)

プロインプレッション詳細

渡邉彩香 (BX2 HT)

「スピン量が抑えられ、球が強く前へ飛ぶ感覚がある。つかまり具合もちょうど良く、安心して振り抜けます」。

桑木志帆 (BX1 LS)

「顔つきがマットで構えやすい。ヘッド長を0.5インチ延ばすと性能とマッチし、弾道が強くなりました」。

鶴岡果恋 (BX1 LS)

「ミスヒットでも球がつかまってくれて、直進性が高い。打感と顔のバランスが良く、安心感があります」。

永嶋花音 (BX1 ST)

「直進性が非常に高く、曲がりが少ない。弾道もしっかりしていて、もう一段階良くなっています」。

阿部未悠 (BX2 HT)

「初速が速く球持ちが良い。キャリーで3~4ヤード伸び、雨中でも滑らずパフォーマンスが落ちません」。

木下稜介 (BX1 LS)

「構えやすい顔でインパクトの打感が好み。トラックマンでも初速が出ているので、実戦投入が楽しみです」。

市場の期待と反応

プレスリリース・広告キャンペーン

2025年7月28日付の公式プレスリリースでは、国内女子ツアー、国内シニアツアーでTOUR B X/XSボールと共に優勝に貢献したことを発表し、注目度が一気に高まりました。

ソーシャルメディアでの評判

テスターやプロのインプレッション動画がYouTubeや公式アプリで公開され、初速やスピン性能への高評価コメントが多数見られます。

予約状況・販売予測

直営店およびオンラインストアでの試打会は予約殺到状態で、発売前の予約オーダー分がほぼ埋まっているとの情報もあります。

価格設定

  • B-Limited BX1★TOUR:\82,500(税別、オーダー専用)
  • BX1 ST/LS:\99,000~\82,500(シャフトにより異なる)
  • BX2 HT:\93,500~\77,000

フィッティングサービス

直営フィッティングスタジオ「ゴルフガーデンTOKYO」や全国試打会ではBXシリーズ専用プログラムを実施中。

競合製品との比較

2025Bシリーズの競合製品との比較

BX1 STは柔らかい打感と高慣性モーメントで外ブラ御三家にも匹敵する直進性と飛距離性能を実現しています。

R&A適合基準

R&AおよびUSGAの適合リストに掲載されるには、ドライバーヘッドの「スプリング特性」「ヘッド形状」「重量分布」などの厳しい性能基準を満たす必要があります。

BXシリーズは、これらの規定内で限界性能を追求した結果として、全モデルが適合リストに登録されました。

まとめ

ブリヂストンゴルフの新ドライバー「BXシリーズ」は、最新技術『NEW SP-COR』やハイブリッドクラウン、パワーミーリングなどを集約し、高慣性モーメント化と飛距離性能の両立を実現しています。

ツアーで即投入されるプロの評価も上々で、発売前から市場の期待が高まっています。

公式適合リスト掲載と多彩なフィッティングメニューを活用し、自身のスイングに最適化された1本を選ぶことで、さらなる飛距離アップとスコア向上が期待できるでしょう。# 2025年秋発売 ブリヂストンゴルフ 新ドライバー BXシリーズ 総合レポート

 

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