テーラーメイド シャフトスリーブポジション(ロフト・ライ角調整機能)の取り扱いを徹底解説

Golf
スポンサーリンク

テーラーメイドのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティの弾道調整機能について徹底解説します(過去の記事を加筆修正しました)。

 

スポンサーリンク

弾道調整機能付きスリーブについて

テーラーメイドの弾道調整機能付きシャフトは、ドライバーとフェアウェイウッドでロフトは基準から±2度、ライ角は+4度まで調整が出来ます。また、ユーティリティはロフトは±1.5度、ライ角は+3度まで調整できます。

 

STEALTH2(ステルス2)のチューニングマニュアル

Qi35、Qi10、STEALTH2とこれ以前ではライ角が違います。以前のモデルはすべてのモデルでライ角は56度でしたが、STEALTH2以降はLS系は54度、ストレート系は56度、ドローバイアス系は58度になっています。過去のマニュアルを見るとロフトのところが数字になっていますが、STEALTH2はヘッド記載のロフトとなっています。STEALTH2以降のQi10、Qi35はSTEALTH2のマニュアルが使えます。

 

出典元:テーラーメイド

 

 

STD LOFT ポジション

カタログに出ているライ角、ロフト角のスタンダードポジションになります。一般的にはこのポジションで使い始めます。そして、球筋の方向が安定してきたら調整することで、思い描いた球筋を手に入れることが可能になります。

 

HIGHER ポジション

ロフトを2度寝かして、ライ角を2度アップライトにしたポジション。ロフトを2度つけることで、ソールしたヘッドは、スクエアの状態から4度クローズ(フェースが閉じた状態)になります。主に、フェード系からスライス系の方にお勧めのポジションです。

STDポジションの状態で、ご自身でフェースをクローズしているような人は試してみるといいです。これで、打ち出し方向が改善されるとボールの落下地点もよくなります。

 

UPRT(アップライト) ポジション

ロフト角はSTDポジションと同じですが、ライ角が4度アップライトになります。身長が高い人でヘッドがフラットに見える人にお勧めのポジションです。

また、フェースアングルは変えたくないけどつかまりをよくしたい人は、UPRTポジションにすることにより、ヘッドターンがよくなるのでつかまるようになります。

打ち出し方向が左の人には、より左に行く可能性が高いのであまりお勧めしません。

 

LOWER ポジション

LOWERポジションはロフトを2度立てて、ライ角は2度アップライトになります。

ロフトを立てたい人にお勧めのポジションですが、LOWERポジションにする場合はソールした状態ではフェースはオープンになるので、常にフェースをスクエアに構えられることが条件になります。

レアケースとしては、オープンにしたまま右に打ち出してドローで戻すような打ち方をする人がたまにいます。このような持ち球の人はインサイドアウトがややきつめの人ですね。クラブパスが右に5度以上の人にこのようなアングルを好む時があります。

 

ポジション調整はいつする

シャフトスリーブの調整は球筋が安定してから行うのがいいです。スライス、フェード、ドロー、フックなど一定方向にだけ飛ぶようになってから調整することで、打ち出し方向とボールの着地点が改善されます。

左右に散らばっているうちはスイングが安定していないでの、調整をしても効果を持続できない可能性が大きいです。

 

https://www.taylormadegolf.jp/tuning-manual.html?lang=ja_JP

 

フェアウェイウッドのチューニングマニュアル

以下の画像はフェアウェイウッドのチューニングマニュアルになります。ドライバー/フェアウェイウッドのチューニングマニュアルと違いはロフトとライ角の調整度数だけです。

出典元:テーラーメイド

 

 

コメント