2024年の終わりに、Spotifyの音質を高品質にする設定を書きました。当時はPremiumの「最高音質」にして、イコライザや音量の設定を確認するという内容でした。
それから状況が変わりました。Spotify Premiumにロスレス音質が追加され、日本でも利用できるようになっています。これまでの「最高音質」は最大320kbit/秒相当でしたが、ロスレスは最大24ビット/44.1kHzのFLAC相当です。
設定場所は「メディアの音質と画質」
スマートフォンでは、プロフィール画像から「設定とプライバシー」へ進み、「メディアの音質と画質」を開きます。Wi-Fi、モバイルデータ通信、ダウンロードのそれぞれで「ロスレス」を選べます。
ここで気をつけたいのは、三つを一緒に変える必要はないことです。家のWi-Fiではロスレス、外出時のモバイル通信では最高音質、よく聴く曲だけロスレスでダウンロード、という分け方もできます。
ロスレスにすれば必ず違いが分かるわけではない
Spotifyも、すべての人が劇的な違いを感じるとは限らないと説明しています。元の録音、再生機器、接続方法で結果が変わるからです。
特に見落としやすいのが接続方法です。Bluetoothは機器や方式によって音声が圧縮されます。設定画面にロスレスと表示されていても、イヤホンまで同じ情報量のまま届くとは限りません。有線接続や、対応機器へのSpotify Connectも含めて考える必要があります。
通信量と保存容量は増える
ロスレスは標準音質よりファイルが大きくなります。Spotifyは安定した1.5~2Mbpsの回線を推奨しており、安定したWi-Fiでの利用も勧めています。モバイル通信をロスレスにすると、音質差より先に通信量が気になるかもしれません。
ダウンロード済みの曲も、設定をロスレスに変えただけでは古い品質のままです。アプリに表示される「ロスレスに更新」で取り直す必要があります。当然、端末の使用容量も増えます。
2026年は「最高」にするだけでは終わらない
2024年の記事を書いた時点では、「最高音質」を選んでおけば分かりやすかったです。現在は、ロスレスを選べる代わりに、通信回線、保存容量、再生機器、接続方法まで見る必要があります。
私はまずWi-Fiとダウンロードだけをロスレスにして、同じ曲をこれまでの最高音質と聴き比べるのがいいと思います。違いを感じにくければ、無理に通信量と容量を使う必要はありません。


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