2021年にASUSのノートPCを買い、Windows 10からWindows 11へ更新した記事を書きました。当時は「アップデートできるなら上げる」で済みましたが、Windows 10を残したPCは判断が難しくなっています。
Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終了しました。その後は個人向けの拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)が用意され、Microsoftの現在の案内では、重要なセキュリティ更新を2027年10月12日まで受け取れるとされています。
ただし、これはWindows 10が現役に戻ったという意味ではありません。
ESUで受け取れるのは主にセキュリティ更新
ESUに含まれるのは、重大または重要と判断されたセキュリティ更新です。新機能、一般的な不具合修正、設計変更、通常の技術サポートは含まれません。
つまり、古いPCをもう少し安全に使うための猶予です。Windows 11と同じように機能が増え続ける制度ではありません。
まず確認するのはWindows 10の版
個人向けESUの対象はWindows 10 バージョン22H2です。「設定」から「システム」「バージョン情報」を開き、Windowsの仕様を確認します。
ESUの案内が表示されない場合は、対応する更新プログラムが入っていない、Microsoftアカウントの条件を満たしていない、組織で管理されたPCである、といった可能性があります。ESUの準備パッケージが入っただけでは登録完了にならない点にも注意が必要です。
延びたから買い替えを止める、ではない
PCがWindows 11の要件を満たし、普段使うソフトや周辺機器にも問題がないなら、Windows 11へ移るのが基本です。一方、買い替えたい機種がまだ決まっていない、特定の作業環境を短期間だけ残したい、という場合にはESUの意味があります。
考え方としては「あと1年使える」より、「移行の準備に使える期間が延びた」が近いでしょう。データのバックアップ、必要なソフトの洗い出し、Windows 11で動くかの確認を先に進めたいです。
日付はMicrosoftの画面で再確認する
ESUの期限は過去の案内から更新されています。検索結果や古い解説には2026年10月までという記述も残っています。登録前にはMicrosoftの現行ページと、実際の「Windows Update」画面を確認するのが確実です。
Windows 10は動かなくなるわけではありません。しかし、動くことと、更新を受けながら安全に使えることは別です。ESUは買い替えを忘れるためではなく、慌てず移行するための時間と考えたほうがよさそうです。


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