涙のダービー

競馬

4コーナーで先頭に立ったコスモバルクの鞍上五十嵐は内と外を確認して視界に入ったダイワメジャーをめがけて馬体を併せにいった。この馬を負かせばダービーを取れるとよんだ気迫のプレー。しかし、外からキングカメハメハが凄い伸びを目にしてもうバルクに差し返すだけの力は残っていないと分かってはいても「伸びてくれバルク」と気迫の鞭を連打。しかし、掛かり気味に先行してハイペースを追走したバルクにはもう力はない。せめてダイワメジャーだけには勝ちたいという思いも残り100mのところで外から次々と馬が行くのをみて五十嵐の気持が切れてしまい、最後はうなだれていた。道営の夢を、地方競馬の夢をのせたコスモバルクのダービー制覇は夢と消えた。次があるとは分かっていても今は考えたくないだろう。五十嵐よおおいに涙して、この悔しさを糧にまた中央で大暴れして欲しい。