芥川賞は青山七恵『ひとり日和』、直木賞は受賞者なし

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 第136回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞に青山七恵さん(23)の「ひとり日和(びより)」(文芸秋号)が選ばれた。副賞100万円。直木賞の該当作はなかった。同賞の該当なしは03年1月の128回以来、8期4年ぶり。

 芥川賞に選ばれた作品はほとんど読んでいない?受賞してすぐに読んだ記憶はないですが、今回は選考委員で辛口の石原慎太郎氏が珍しくほめているのでちょっと読んでみたいですね。直木賞は残念ながら受賞者なし。池井戸潤『空飛ぶタイヤ』と三崎亜記『失われた町』が最後まで残ったが決め手がなかったか。
 【芥川賞】
 青山七恵「ひとり日和」(文芸秋号)
 佐川光晴「家族の肖像」(文学界12月号)
 柴崎友香「その街の今は」(新潮7月号)
 田中慎弥「図書準備室」(新潮7月号)
 星野智幸「植物診断室」(文学界9月号)
 【直木賞】
 池井戸潤『空飛ぶタイヤ』(実業之日本社)
 荻原浩『四度目の氷河期』(新潮社)
 北村薫『ひとがた流し』
 佐藤多佳子『一瞬の風になれ』(講談社)
 白石一文『どれくらいの愛情』(文芸春秋)
 三崎亜記『失われた町』(集英社)
 文藝春秋|各賞紹介|芥川賞
 直木賞のすべて

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