G430・G440シリーズの最新技術と飛距離革命
- はじめに
- G430シリーズ(2022年発売)
- 1. モデル名とスペック
- 2. 純正シャフトのモデル名とスペック
- 3. モデルごとの特徴・テクノロジー
- 4. グリップ情報
- 5. 発売時期
- G440シリーズ(2025年発売)
- 1. モデル名とスペック
- 2. 純正シャフトのモデル名とスペック
- 3. モデルごとの特徴・テクノロジー
- 4. グリップ情報
- 5. 発売時期
- シリーズ間比較・進化のポイント:ヘッド体積・MOI・重心設計の進化
- シャフトラインナップの進化
- 標準長の変更
- スリーブ互換性・カスタムフィッティング・付属品
- カスタムフィッティング
- 付属品
- 価格推移
- 総合まとめ:PING G430〜G440ドライバーの進化と選び方
- G400〜G440全シリーズを通じた進化のまとめ
はじめに
PING(ピン)社のGシリーズドライバーは、2022年のG430から2025年のG440まで、2世代にわたってさらなる革新を遂げました。本レポート【第2部】では、G430とG440の各シリーズについて、モデルのスペック、純正シャフト、特徴的なテクノロジー、標準グリップ、発売時期を体系的に整理し、シリーズ間の進化と違いを詳細に比較します。
この期間は、PINGがカーボン素材の全面採用や飛び重心設計により、従来の常識を覆す飛距離と直進性を実現した画期的な時代です。特にG440シリーズでは、46インチ長尺設計が標準となり、PING史上最高MOIを誇るKモデルも追加されました。
G430シリーズ(2022年発売)
1. モデル名とスペック
| モデル名 | ヘッド体積 (cc) | ロフト角 (度) | ライ角 (度) | 特徴 |
| G430 MAX | 460 | 9, 10.5, 12 | 59.5 | 標準モデル、最大MOI |
| G430 SFT | 460 | 10.5 | 59.5 | つかまり重視、弾道調整機能搭載 |
| G430 LST | 440 | 9, 10.5 | 58 | 低スピン設計、カーボンクラウン |
| G430 MAX 10K | 460 | 9, 10.5, 12 | 59.5 | MOI 10,000超、最大寛容性 |
G430シリーズは、LSTモデルにカーボンクラウンを初採用し、SFTにも弾道調整機能を搭載。MAX 10KはMOI 10,000超の超高慣性モーメントモデルです。
詳細スペック例(G430 MAX)
- ヘッド体積:460cc
- ロフト角:9°/10.5°/12°
- ライ角:59.5°
- 総重量:約302g(ALTA J CB BLACK・SR・45.75インチ装着時)
- バランス:D2
2. 純正シャフトのモデル名とスペック
| シャフト名 | 重量 (g) | トルク (度) | フレックス | キックポイント | 標準長 (inch) |
| ALTA J CB BLACK | 49-58 | 5.3-5.0 | R/SR/S | 先/中先/中 | 45.75 |
| PING TOUR 2.0 CHROME 65 | 55-65 | 4.4-3.8 | R/S/X | 中/中元/中元 | 45.25 |
| PING TOUR 2.0 CHROME 75 | 59-69 | 3.8-3.2 | S/X | 中元/手元 | 45.25 |
| PING TOUR 2.0 BLACK 65 | 59-65 | 3.8-3.5 | S/X | 中元/手元 | 45.25 |
| PING TOUR 2.0 BLACK 75 | 73-76 | 3.3-2.9 | S/X | 中元/手元 | 45.25 |
| FUJIKURA SPEEDER NX 35/45 | 38/45 | 6.3/5.1 | – | 先/先中 | 46 |
ALTA J CB BLACKは日本専用高弾道シャフト。TOUR 2.0シリーズは中〜重量帯で、BLACKはハードヒッター向け。SPEEDER NXは軽量モデルです。
3. モデルごとの特徴・テクノロジー
- 超極薄FORGED T9S+フェース:中心部約6%、周辺部約9%薄肉化。たわみ増加で最大初速。
- スピンシステンシー・テクノロジー:上下の打点ブレ時でも最適なスピン量と弾道で飛距離ロスを抑制。
- カーボンフライ・ラップ・テクノロジー(LST/10K):8層カーボンクラウンで軽量化・低重心化。
- 新サウンドリブ:ヘッド内部にリブを配置し、快音と打感を実現。
- 弾道調整機能:MAX/SFT/LSTともに可変ウェイト搭載(SFTはシリーズ初)。
- 8ポジションロフト/ライ角調整:±1.0°、±1.5°のロフト調整と、スタンダード/フラットのライ角調整が可能。
G430 SFTはドロー/ドロー+ポジションでつかまり度合いを調整可能。LSTはカーボンクラウンで低スピン・強弾道設計です。
4. グリップ情報
- GP 360 LITE TOUR VELVET ROUND(AQUA):標準グリップ(SPEEDER NX装着時はIOMIC STICKY SL AQUA)。
- 標準グリップ重量:約45g、バックライン無し。
5. 発売時期
- G430シリーズ:2022年11月発売
- G430 MAX 10K:2024年2月発売
G440シリーズ(2025年発売)
1. モデル名とスペック
| モデル名 | ヘッド体積 (cc) |
ロフト角 (度) |
ライ角 (度) |
総重量 (g) |
バランス | ヘッド素材 |
| G440 MAX | 460 | 9, 10.5, 12 | 59.5 | 約301 | D3 | FORGED T9S+/8-1-1/カーボン |
| G440 SFT | 460 | 9, 10.5 | 59.5 | 約294 | D1 | FORGED T9S+/8-1-1/カーボン |
| G440 LST | 450 | 7.5, 9, 10.5 | 58 | 約310 | D3 | FORGED T9S+/8-1-1/カーボン |
| G440 K | 460 | 9, 10.5, 12 | 59.5 | 約301 | D3 | FORGED T9S+/8-1-1/カーボン/ソール |
G440シリーズは、MAX(直進性・安定性)、SFT(つかまり重視)、LST(低スピン・操作性)、K(PING史上最高MOI)の4モデル体制です。全モデルでカーボンクラウンを採用し、46インチの長尺設計が標準となっています。
2. 純正シャフトのモデル名とスペック
| シャフト名 | 重量 (g) | トルク (度) | フレックス | キックポイント | 標準長 (inch) |
| ALTA J CB BLUE | 49-58 | 5.3-5.0 | R/SR/S | 先/中先/中 | 46 |
| PING TOUR 2.0 CHROME 65 | 55-65 | 4.4-3.8 | R/S/X | 中/中元/中元 | 45.25 |
| PING TOUR 2.0 BLACK 65 | 59-65 | 3.8-3.5 | S/X | 中元/手元 | 45.25 |
| FUJIKURA SPEEDER NX GREY | 38 | 6.3 | – | 先 | 46 |
ALTA J CB BLUEは日本専用高弾道シャフト。TOUR 2.0シリーズは中〜重量帯で、BLACKはハードヒッター向け。SPEEDER NX GREYは超軽量モデルです。
3. モデルごとの特徴・テクノロジー
- 飛び重心設計:PINGが理想とする重心ラインに最も近づいた設計。インパクト時のエネルギー伝達効率が最大化され、飛距離向上。
- 新カーボンフライ・ラップ・テクノロジー:全モデルでカーボンクラウンを採用。2本のブリッジを排除し、接合部を短縮。さらなる低重心化を実現。
- 新フリーホーゼルデザイン:ホーゼル部分を軽量化し、低重心・高弾道化。
- 軽量化された極薄フェース:前作比で中心部4%、周辺部7%薄肉化。約7%の軽量化で高初速・高弾道を実現。
- 可変式高比重ウェイト:全モデルに可変式高比重ウェイトを搭載し、すべてのポジションで高MOIを実現。
- スピンシステンシー・テクノロジー:上下の打点ブレ時でもスピンを安定させ、飛距離ロスを抑制。
- 新ヘッド形状サウンドリブ:新構造リブで快音と打感を実現。
- 8ポジションロフト/ライ角調整:±1.0°、±1.5°のロフト調整と、スタンダード/フラットのライ角調整が可能。
Kモデルはクラウンとソール両方にカーボンを採用し、PING史上最高MOIを実現しています。
4. グリップ情報
- GP 360 LITE TOUR VELVET ROUND(AQUA):標準グリップ(SPEEDER NX GREY装着時はIOMIC STICKY SL AQUA)。
- 標準グリップ重量:約45g、バックライン無し。
5. 発売時期
- G440シリーズ:2025年2月発売(Kモデルは2026年1月追加)
シリーズ間比較・進化のポイント:ヘッド体積・MOI・重心設計の進化
- G430:MAX/SFTは460cc、LSTは440cc。LST/10Kはカーボンクラウン採用、MOI 10,000超
- G440:MAX/SFTは460cc、LSTは450cc、Kは460cc。全モデルでカーボンクラウン、KはPING史上最高MOI
G430ではLST/10Kにカーボンクラウンを初採用しましたが、G440では全モデルに採用することで、シリーズ全体での低重心化と高MOI化を実現しました。特にKモデルはクラウンとソールの両方にカーボンを使用し、PING史上最高のMOIを達成しています。
シャフトラインナップの進化
- G430:ALTA J CB BLACK、PING TOUR 2.0 CHROME/BLACK、FUJIKURA SPEEDER NX(35/45)
- G440:ALTA J CB BLUE、PING TOUR 2.0 CHROME/BLACK、FUJIKURA SPEEDER NX GREY
G430から「ALTA(高弾道)」「TOUR 2.0 CHROME(中弾道)」「TOUR 2.0 BLACK(低弾道)」の3階層で体系化され、フィッティングの迷いが減少。G440ではALTA J CB BLUEが標準となり、長尺化(46インチ)に合わせて剛性も微調整されています。
標準長の変更
- G430:ALTA J CB BLACKは45.75インチ
- G440:ALTA J CB BLUEは46インチ(+0.25インチ長尺化)
G440では標準シャフトの長さが46インチとなり、飛距離性能がさらに向上しました。
スリーブ互換性・カスタムフィッティング・付属品
- G410/G425/G430/G440はスリーブ互換性あり。G400以前とは互換性なし。
- 8ポジション調整機能(ロフト±1.5°、ライ角フラット/スタンダード)が標準化。
- シャフトの流用やカスタムが容易で、フィッティングの幅が広がる。
カスタムフィッティング
- PING独自のフィッティングメソッドで、モデル・ロフト・ライ角・シャフト・グリップを個別最適化。
- フィッティングはプロ・アマ問わず推奨され、最適な一本を選ぶことが可能。
付属品
- 専用ヘッドカバー、専用トルクレンチ、調整説明書が標準付属。
- G430以降はグリップやヘッドカバーのバリエーションも拡充。
価格推移
| 発売年 | モデル名 | 発売時参考価格 (円) |
| 2023 | G430 MAX / SFT / LST | MAX/SFT: 約85,800 (税込), LST: 約90,200 (税込) |
| 2024 | G430 MAX 10K | 約104,500 (税込) |
| 2025 | G440 MAX / SFT / LST | 約115,500 (税込) |
価格は世代ごとに上昇傾向。カーボン素材や高機能化に伴い、G440では10万円超が標準となっています。
総合まとめ:PING G430〜G440ドライバーの進化と選び方
PINGのGシリーズドライバーは、G430からG440への進化により、カーボン素材の全面採用、飛び重心設計、長尺化など、飛距離と直進性において新次元に到達しました。
- G430は超極薄フェースとスピンシステンシーで上下の打点ブレにも強く、LST/10Kはカーボンクラウン採用。
- G440は飛び重心設計と全面カーボンクラウン、KモデルでPING史上最高MOIを実現し、直進性・飛距離・寛容性の新次元へ。
選び方のポイント
自身のスイングタイプや弾道傾向、求める飛距離・直進性・操作性に合わせて、モデル(MAX/SFT/LST/K)とシャフト(ALTA/TOUR 2.0/SPEEDER)を選択することです。特にG440では、46インチ長尺設計により飛距離性能が大幅に向上しているため、自分に合った長さとシャフトスペックの確認が重要です。
フィッティングを活用し、最適な一本を見つけることが、PINGドライバーの性能を最大限に引き出す鍵となります。
G400〜G440全シリーズを通じた進化のまとめ
G400からG440までの8年間で、PINGドライバーは以下のような進化を遂げました:
- ヘッド体積:445cc → 460cc(MAXモデル)
- MOI:9,000g-cm² → 10,000超(Kモデル)
- カーボン採用:無し → LST/10Kのみ → 全モデル採用
- 可変ウェイト:無し → PLUS/MAXのみ → 全モデル搭載
- 標準長:45.75インチ → 46インチ(G440)
- 価格:約68,000円 → 約115,500円
これらの進化により、直進性・飛距離・寛容性のすべてにおいて、業界トップクラスの性能を実現しています。
本レポートは、PING公式サイト、専門誌、フィッティング現場、ユーザーインプレッション、
各種ゴルフギア比較サイトなど、多数の信頼できる情報源をもとに、
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