ここ最近、スマホのやりすぎで危険な症状が出ることを知った。ひとつは「急性内斜視」、もうひとつは「ストレートネック」。どちらも、若い人が陥りやすい症状のようです。
急性内斜視
内斜視とは、右眼か左眼どちらかの視線が内側に向かっている状態です。両眼が外に動くことができない場合には、両眼が内側に寄り、顔をどちらかに回して片方の眼で見ています。発症の時期、原因、調節性の有無、斜視角の程度、変動などが分類の基準となっています。(日本弱視斜視学会)
特に10代の子供に発生していて、スマホやゲームの長時間使用が原因に挙げられているようです。私は老眼なのでスマホを使う時は離していますが、電車内で見ると子供は至近距離でスマホやゲームをやっています。大人でも、夢中になると時間を忘れてしまいぐらいですから、子供だとなおさらでしょう。一旦、斜視になると自然に治ることはないみたいですね。
ストレートネック
首は正常であれば曲がっているのですが、真っすぐな状態になっているのがストレートネックと言われているようです。最近、ストレートネックの人が増えているのはスマホの長時間使用が原因と言われています。
頭の重さは概ね5キロ前後で、首の真上にある時は首と体で受けとめていますが、頭が前に出ると、首に負担がかかります。スマホを使っているときの首の角度が25度から30度で、その状態を続けているとストレートネックになるようです。首の角度を30度にすると、負担が約4倍になり、20キロ近い重量が首にかかります。これが、肩こりの原因になるんですね。
ストレートネックになると、常に首が前に出ているので猫背になり、慢性的な肩こりになります。スマホは生活の一部になっていますが、何事もやりすぎは良くないですね。
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