9月16日発売のミズノJPX923シリーズの試打が解禁になりましたので早速試打してみました。
JPX923シリーズはメインポジションのHOTMETAL、HOTMETALの優しさに操作性をプラスしたHOTMETAL PRO、HOTMETALよりも優しく高さのでるHOTMETAL HL、ツアーで活躍する女子プロも使用するFORGEDと男子プロの多くが使用するTOURがあります。
標準(カタログ掲載)のシャフトはそれぞれのモデルに合ったシャフトが装着されていますが、試打ではモーダス105を使用して5モデルを試打してみました。
私の場合、打ちやすさの順で行くとHOTMETAL(以下略してHM)、HL、TOUR、FORGED、PROの順でした。
飛距離ではHM、HL、PRO、FORGED、TOURの順。ボールの高さではTOUR、HL、FORGED、HM、PROの順でした。
HMは前作の921と比べるとアドレスした時に見える形状などはほぼ同じでしたね。どこが変わったの?というぐらい似ていました。スペックを見ると形状はほぼ同じ、機能面では重心深度が少し深くなっただけでした。
素材はクロムモリブデン鋼からニッケルクロムモリブデン鋼に変わっています。ニッケルクロムモリブデン鋼は従来のクロムモリブデン鋼よりも強度が増しているので、フェースの肉厚を薄くできて反発を高めることが出来ているようです。
実際に試打した感じでは、弾き感は変わらないし飛距離もほぼ同じでした。私のヘッドスピードでは変化が体感できませんでしたね。新しいモデルを試打するとき、先に情報が貼ってくるので自然と期待値が高くなります。すると、いい結果を求める傾向にあり単純な比較が難しい場合が多いですね。
反発が数パーセント上がってもヘッドの違いだけで飛距離が5ヤード伸びるということはないですからね。
打感に関してはミズノらしい打感の良さがありました。ニッケルクロムモリブデン鋼は弾き系素材にある硬さはなく手ごたえも打音もシットリしていました。新しい素材は反発を高めながら打感も向上させることが出来ているので凄い進化です。
コメント