春のG1予想 ヴィクトリアマイル

競馬
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 牝馬限定のG1として2006年に新設されたレース。秋のエリザベス女王杯に比べて距離が1600mなのでどの馬にもチャンスがある。2007年には12人気のコイウタが勝ち、2008年はエイジアンウインズがウオッカを破った。牝馬限定戦らしいレースの流れになるので、なにが起こるか分からない。
 ウオッカ ダイワスカーレットがいないから、この馬が牝馬ナンバーワンでしょう。でも、昨年は2着に甘んじた。この馬と同じ切れ味の馬はいるから、ペースが遅くなるとこの馬にとっては厳しいレースになる。角居勝彦厩舎が本当にウオッカに勝たせたいなら絶妙なペースで逃げるテレビ馬が必要でしょうね。
 カワカミプリンセス この馬も強いと思うけど、過去2年間勝ち星から遠ざかっている。産経大阪杯ではヴィクトリアマイルを想定したようなレースをした。これまで、好位から脚を伸ばしていた馬が後方からの差し馬に。能力があるから産経大阪杯ではドリームジャーニーよりも早い33秒8の脚を使った。ただ、33秒台の脚を使える馬はいるから同じような競馬をしたら届かない事になるかも。ここのところリズムの悪い横山典弘なのでちょっと心配。
 リトルアマポーラ マイラーズカップでは思い切った先行策。結果は7着でしたが、勝ち馬からコンマ4秒差なら上々。エリザベス女王杯でルメールが先行させたことで、この馬の脚質の幅が広がった。今ならどんな競馬でも出来るでしょうね。
 レジネッタ 阪神牝馬Sでは久々で57キロをせいか伸びなかったがレース内容はよかった。もともと叩き良化型だけに今回は状態を上げてくるはず。ただ、上がりの競馬だと分が悪いので、上がりの掛かる展開になることが望ましい。
 チェレブリタ 阪神牝馬Sでは馬場の悪い内を突いたので伸びきれなかったが、今の東京競馬場ならこの馬の決め手が生きる。
 サワヤカラスカル 展開が味方すれば。
 過去3年で4歳馬が2勝2着3回と断然有利なレース。4歳馬中心で今回は考えてみたい。

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