池田勇太と石川遼の賞金王が掛かった試合だったが初日からふたりは出遅れてしまった。2日目も3日目も浮上できないまま最終日になり、池田勇太は23位、石川遼は19位で石川遼が最年少の賞金王となった。
日本シリーズを勝ったのは丸山茂樹。日本での勝利は実に10年ぶりとか。しかも、10勝目というのだからちょっと驚き(もう少し勝っていたと思っていたから)。金庚泰とのプレーオフでは堅実なゴルフで相手を競り落とした。小さい身体にパワーあふれるスウィングはなりを潜め、コンパクトで正確なスウィングになった。どの番手でも同じようなスウィングはアマチュアのお手本になる。
今年のゴルフを見ていると、3日目まではいいところにつけていても最終日に崩れるか伸ばせないゴルフが続いていた。この1勝で心に背負っていたものが落ちたとしたら来年からの丸山茂樹には期待できそう。派手さはないが丸山茂樹が活躍してくれるだけで見ている方は楽しいからね。
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