タイトリストのTSiシリーズの純正シャフトはTSP110 50とTSP322 55があります。フレックスはどちらもSR、S、TOUR Sの3種類でRシャフトは設定がないですね。今回の純正シャフトにはシャフトメーカーのロゴがないオリジナルですが、シャフトを作れるメーカーは限られているのでおそらく3社のどれかではないかと思っています。
それぞれのシャフトを試打しましたが、私はTSP110のSRが一番合っていました。TSP322はSRでも硬く感じました。自分の感覚だけでなく、数値にした方がより分かりやすいと思い振動数を測ってみました。ついでに、今回だけのスペシャルシャフトのDI-5S、ハードヒッター受けのいいD-Limited 5S、Dianamaシリーズでも一番ウケのいいDianama TB-50S、根強い人気のTENSEI CK Pro Orange 5Sも測ってみました。
TSP322はカスタムシャフトレベルのハードスペック
タイトリストのTSiシリーズには投影面積の大きいTSi2と小ぶりなTSi3があります。TSi2の方がつかまりがよくてボールが上がりやすい設計になっているのが見た目で分かります。しかし、シャフトの設定はTSi2とTSi3は一緒です。ですので、振動数はTSi3のヘッドを使って測定しました。
TSiの純正シャフトの場合、長さは45.5インチです。カスタムシャフトの場合は45インチです。
表を見ると、TSP322のTOUR Sの振動数は253でした。シャフト重量は58gで今回計測したシャフトの中では一番重かったです。トルクは5.1ですが、振った感じはTB-50Sよりも硬く感じました。
振動数が一番高かったのはTENSEI CK Pro Orange 5Sの260、次がTENSEI CK Pro Orange 5Sの258でした。
最近は50gのカスタムシャフトが人気ですが、TSP322 TOUR Sならカスタムシャフトと遜色ないですね。メーカーは純正シャフトを販売したいので、それなりのスペックにしてきている感じです。純正の場合は長さが45.5インチですが、カスタムで45インチ仕様にしてバランスが軽いと感じたら交換ウェイトで+2gしてあげると丁度よくなると思います。
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