2021年 ゴルフクラブポジショニングマップ

Golf

昨年(2021年)に発売されたドライバーのポジショニングマップを作ってみました。このマップはクラブフィッティングをするときにイメージしたものです。年間1000人近くの人をフィッティングしていると色々なタイプのゴルファーがいるので、クラブに対してはある程度のイメージを持っているとフィッティングしやすいです。イメージを持ってフィッティングしていても、真逆の人もいるのでゴリゴリに型にはめないようにしています。

フィッティング(試打)に来る人の中には自分の球筋がこうだから、こういうクラブが合うと思ってくる方も多いです。特にスピンが多いのでロースピン系のクラブを試打したがる人。『スピンが多い=ふけあがる』というイメージを持つ方が多いですが、そもそもなぜスピンが多くなるのかがわかっていない人がほとんどでした。自分の球筋の特性をよくわかっている人は上級者の中のごくわずかですので、分からくて当然なんです。

このポジショニングマップの見方は以下の通りです。

超ドローバイアス系

スライサーにお勧めのクラブになります。ヘッドスピードが40以上ある人はビッグバーサB21、ヘッドスピードが40を切る人は軽量のUD+2がいいです。

ドローバイアス系

こちらもスライサーや、やや右打ちだしのフェード系にお勧めです。シャフト調整機能付きのSIM2MAX-D、EPIC MAX、TSi1、XXIO12 eks、VD59などはポジションを変えることでドローバイアスを強くできます。

ストレート系

市場で一番売れるクラブのカテゴリーです。シャフト調整機能がついているものがほとんどなので、ドローバイアスをつけてあげたり、逆につかまりを抑えたりできるのも多くのゴルファーに支持される理由のひとつです。また、売れているクラブや人気のクラブという情報系もこのカテゴリーが一番多いです。売れているクラブが自分に合っているとは限らないのですが、使ってみたいということでしょうね。

ロースピン系

ストレートボールを打った時にストレート系クラブよりもスピン量が減少するクラブです。ストレート系クラブよりも重心位置がやや前目に来ます。例えばG425MAXとG425LSTのヘッド後方についているウェイトを測るとG425LSTのほうが10gぐらい軽いです。これは、SIM2MAXとSIM2でも同じようにSIM2のほうが後方ウェイトが軽いです。ブリヂストンゴルフのB1やタイトリストのTSi3・TSi4、ヤマハのVDなどは上から見た投影面積が小さい(ヘッド幅が狭い)のでその分だけ重心が前に来るように設計されています。

軽量カテゴリー

グローレ、EPIC MAX fast、TSi1、XXIO12、UD+2、LS、AKAは軽量カテゴリーです。ヘッド、シャフト、グリップ重量が軽い軽量カテゴリーは基本的にドローバイアス系が多いです。

 

スピン量や球筋はシャフトも関係するので、上記のマップは純正シャフトでのイメージです。ピンとタイトリストを除くメーカーはヘッドタイプとシャフトの組み合わせでクラブの対するイメージを打ち出しています。ですから、ロースピン系のシャフトとドローバイアス系のヘッド組み合わせというレアなスペックはカスタム対応になります。

ピンはカスタムが基本なので、ベーシックなスペックはALTA JCBで統一されています。タイトリストですが、これまでは〇〇2と〇〇3ではシャフトが違っていましたが、TSiシリーズのTSi2とTSi3は同じシャフト構成になっています。TSi1がVG3の後継になるので軽量カテゴリーです。

このゴルフクラブポジショニングマップは私個人がメーカーの資料を参考にしたり、実際に試打してみたり、またフィッティングを通してイメージしたマップになります。