『アキハバラ@DEEP』 石田衣良

アキハバラ@DEEP

電脳街の弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」に集まった若者たちが、不眠不休で制作した傑作サーチエンジン「クルーク」。ネットの悪の帝王にすべてを奪われたとき、おたくの誇りをかけたテロが、裏アキハバラを揺るがす。

2002年から別冊文藝春秋で連載され、2004年11月に単行本として発売されたがこの本を読むと石田衣良という作家はかなりネットに詳しいか、それともオタクなのかと思ってしまうほどだった。例えば、p115の会話に「ふーん、ブロガーってなに」という行があるが今なら誰も「ブログ」という言葉に疑問を持たずにサラッと読んでしまうが、2002年にはブログというのは日本ではあまり知られていないのではないかな。2chねるのような掲示板の話が出てきたり、メイドカフェみたいなのが出てきたりとか、今普通に知られていることが書かれている。秋葉原をよく知る人が読むと描写が細かくて面白いらしいが、秋葉原を知らない人が読んでも十分楽しめると思う。
これまでちょっと毛嫌いしていた石田衣良だったが何か「やられたぁ」って感じですね。次は「池袋ウエストゲートパーク」を読もうか、それとも「4TEEN」を読もうか・・・。

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