『君たちに明日はない』 垣根 涼介

垣根涼介の『君たちに明日はない』シリーズ1。主人公はリストラ請負会社『日本ヒューマンリアクト』の勤務する村上真介。彼は依頼された会社に出向きリストラ候補に向き合う面接官。リストラと言えば会社都合なわけで、しかもそれを別会社に依頼しての事だけにリストラ対象者と真介とのやり取りが面白い。

垣根涼介の書く小説はテンポがいい。また、男と女のやり取りも軽快で面白い。登場人物もアシスタントの川田美代子、社長の高橋、そして真介の恋人になる陽子とそれぞれが個性があっていい。それと、垣根涼介が得意?とするバイクや車の事を詳しく書いているけど、それは本題とかけ離れている。でも、僕としてはそれまでの作品を読んでいるので面白かった。

『君たちに明日はない』は短編の連作になっている。

  • ACT 1.怒り狂う女
  • ACT 2.おもちゃの男
  • ACT 3.旧友
  • ACT 4.八方ふさがりの女
  • ACT 5.去り行く者

どれも、面白く悲喜こもごもがあり、笑えて泣けました。

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