『VIVANT』第2シーズン第1話・第2話を考察。憶測を呼ぶXの投稿!

テレビドラマ

先月から始まった日曜劇場『VIVANT』の第2シーズンを見ています。

前作から3年ぶりですが、相変わらず話が複雑ですね。キャストが変わっていたり、新しい人物が次々に出てきたり、登場人物のちょっとした言葉や表情にも何か意味があるように見えてきます。

X(旧Twitter)を見ると、放送が終わった直後からいろいろな考察が流れてきます。どれもまだ妄想の域を出ないものが多いのですが、これが面白い。注目度が高いドラマだけに、画面の隅に何かないか、あの台詞は伏線ではないかと、みんなで粗探しをするように考察しています。

そこで、僕はAIに次のようなプロンプトを入れて、第1話と第2話の公式情報とXの考察を調べてもらいました。

先月から始まった話題のドラマ「VIVANT」。前作から続きだが、キャストが変わったりストーリーの展開が複雑だったり登場人物の言動だったり、X(旧ツイッター)では様々な憶測が流れています。どれも、妄想の域をでない考察ですがこれが面白い。注目度が高く、どこに何があるのかあらを探すように考察が流れてくる。これらの情報をまとめてください。まだ、第2話ですが結構あふれています。

調査結果はかなり詳しく、僕が見落としていた話もありました。ただ、同じ考察が表や本文、最後の整理で何度か出てきたので、重複している部分を整理してみました。

ここから先は、第2シーズン第1話・第2話のネタバレを含みます。

組織・位置づけ 登場人物 出演者 第11・12話時点の役割・注記
別班・丸菱商事 乃木憂助 堺雅人 主人公。別班員拉致事件を独自に追跡
公安 野崎守 阿部寛 新庄を追う側。別班についてどこまで把握しているかが焦点
医療・家族側 柚木薫 二階堂ふみ 前作最終日、乃木・ジャミーンと再会
元公安・テントモニター 新庄浩太郎 竜星涼 ベキの脱獄を支援。別班情報漏洩・拉致への関与が疑われる
元テント幹部 アリ 山中崇 乃木に拘束され、新庄やモニター網の情報源となる
公安協力者 ドラム 富栄ドラム 乃木とともに新庄確保へ向かう
サイバー支援 東条翔太 濱田岳 公安側の技術担当。Xでは情報漏洩説も浮上
サイバー支援 太田梨歩 花岡すみれ ブルーウォーカー。前作の飯沼愛から俳優変更
AIシステム AIハヤト 高山みなみ 映像・移動情報などを分析し、新庄関与の可能性を示す
テント後継側 ノコル 二宮和也 乃木の弟。元テント関係者への接続点
別班 黒須駿 松坂桃李 拉致された5人の中心人物
別班司令 櫻井里美 キムラ緑子 乃木への指令系統を担う
別班 鈴木祥 内野謙太 拉致対象となった別班員の一人
別班 高田明敏 市川笑三郎 別班員
別班 和田貢 平山祐介 別班員
別班 廣瀬瑞樹 珠城りょう 別班員
別班 熊谷一輝 西山潤 別班員
丸菱商事 長野利彦 小日向文世 第13話予告で別班との関係が強く示唆される
テント系モニター チョッキー・テーパーニット Tanapak Jongjaiphar 機密情報を取引し、新庄とタイで行動
乃木の家族側 ジャミーン 本間さえ 前作のNandin-Erdene Khongorzulから俳優変更

第2シーズンですが、話数は第11話から

今回の第2シーズンは、2023年版とは別の物語を最初から始めるわけではありません。番組上の話数も第11話、第12話となっていて、前作の続きです。

前作の最後、乃木憂助が神田明神の祠に置かれた赤い饅頭を見つけました。あれは別班の緊急招集を知らせるものだったようです。第11話は、乃木が父親のノゴーン・ベキを撃ち、薫とジャミーンに再会した同じ日の裏側から始まっています。

制作側も「前作のラストシーンから直結する物語」と説明しています。福澤克雄監督は、前作はほんの序章で、前作で感じたちょっとした違和感が次の扉を開く鍵になると話しています。

こんなことを言われたら、前作をもう一度見直したくなりますね。小道具や何気ない会話まで考察されるのは、制作側もある程度狙っているのでしょう。

確度 判定基準
公式あらすじ、人物紹介、次回予告などに直接の確認材料がある。細部は未確定でも、考察の中核がほぼ公式化している
複数の放送事実と整合し、説明力があるが、同程度に成立する代替説明が残る
小道具、表情、偶然の一致などへの依存が強い。動機や実行可能性を裏づける一次情報が乏しい
否定・訂正済み 放送済み内容または公式情報と明確に矛盾する、あるいは以前の仮説が公式情報によって更新された

別班員5人の拉致と新庄

第12話までに分かっている大きな事件は、黒須を含む別班員5人が同じ時期に拉致されたことです。

AIハヤトは、元公安の新庄浩太郎が犯人である可能性を高く見積もっています。新庄はテントのモニターで、ベキの脱獄も手引きしていました。

乃木はノコルを訪ね、さらにキプロスでアリを捕らえます。アリの話から、新庄と行動しているチョッキー・テーパーニットの存在も見えてきました。チョッキーもテントのモニターで、現在は各国の機密情報を扱う情報ブローカーです。

ここで気をつけたいのは、公式の文章も新庄を犯人と断定せず、「犯人である可能性が高い」としているところです。

新庄が事件に関わっている可能性は高い。ただし、新庄がすべてを決めている最高責任者とは限りません。情報を盗む人、売る人、拉致を実行する人、指示を出す人が別々にいることも考えられます。

Xでは「新庄が黒幕で確定」という書き込みもありましたが、そこまではまだ分からないですね。

長野専務は別班なのか

一番盛り上がっているのは、小日向文世が演じる丸菱商事の長野専務です。

前作の頃から、長野専務は経歴がよく分からない、乃木への接し方が普通の会社の専務には見えないとして、別班関係者ではないかと考察されていました。

次回予告では、櫻井司令から「別班の仲間が来る」と言われた乃木の前に長野専務が現れます。これで長野専務と別班に何らかの関係がある可能性は、かなり高くなりました。

ただし、正式な別班員なのか、外部の協力者なのか、二重スパイなのかは分かりません。別班関係者らしいから味方、ということでもないです。

「長野専務が黒幕」という考察までありますが、現段階では動機も実行する組織も見えていません。長野専務が別班とつながっているという考察は有力。長野専務が事件の黒幕というのは、まだ妄想を楽しむ段階でしょうね。

ベキの生存は、もう考察ではない

前作の最終回以来、ベキは本当に死んだのかという考察が続いていました。

しかし第12話の公式あらすじには、新庄が「ベキの脱獄を手引きした」と書かれています。ですから、ベキが生きていること自体は、もう考察ではなく公式設定です。

これから考えるべきなのは、誰がベキを助けたのか、どこに拘束されていたのか、なぜ新庄が脱獄を手伝ったのか、そして今のベキが何をしようとしているのかです。

乃木が撃った弾も、最初から殺さない位置を狙っていたのかもしれません。この辺りは前作を見直すと何か出てきそうです。

太田梨歩は脅されている? 東条が情報を流した?

別班員の居場所が漏れているため、サイバー担当者も疑われています。

太田梨歩が新庄に接触され、黒須を人質に取られて協力させられているのではないか。公安側のシステムへアクセスできる東条翔太が情報を売ったのではないか。AIハヤトへ入力されるデータ自体が改ざんされているのではないか。Xにはそんな考察がありました。

どれも物語としては面白いです。太田は世界でもトップクラスのハッカーで、黒須との関係もあります。東条も公安のシステムを扱える位置にいます。

ただ、第12話までには、新庄が太田を脅した場面も、東条がチョッキー側と連絡した場面もありません。技術的に可能だから犯人、ではちょっと根拠が弱いですね。

AIハヤトの判定についても同じです。映像の新庄が別人という説は弱くなりましたが、AIへ渡した元データを誰かが操作している可能性までは消えていません。『VIVANT』なら、この辺りに一つ仕掛けがあってもおかしくないと思います。

野崎は櫻井司令の正体を知っているのか

野崎が若月ルリ子のフィギュアを持ちながら「司令官」に触れた場面から、別班の司令官が女性だと知っているのではないかという考察も出ています。

若月ルリ子のフィギュアが女性司令官を暗示しているという読み方は面白いです。公安の野崎なら、別班に司令官がいることをある程度推測していても不思議ではありません。

ただ、そこから「野崎は櫻井を個人的に知っている」「野崎も別班だ」となると、かなり話が飛びます。今は、小道具を使った視聴者向けのヒントかもしれない、くらいで見ておくのがよさそうです。

黒須を生け捕りにするのに実弾を使った理由

黒須たちを殺さずに拉致する作戦だったように見えるのに、襲撃側が実弾を使っているのはおかしい、という指摘もありました。

たしかに、生け捕りが目的なら近距離での実弾射撃は危険です。ただ、黒須本人ではなく発信機を狙った、抵抗した場合は殺傷も許可されていた、射手の技量を見せる演出だった、現場ごとに命令が違っていた、という説明もできます。

脚本の矛盾なのか伏線なのかは、ほかの別班員がどのように拉致されたのかが分かるまで保留ですね。

乃木だけが拉致されなかったのはなぜか

別班員5人が拉致されたのに、乃木は対象になっていません。

乃木の居場所を把握できなかったのか、乃木を泳がせて誰かのところへ案内させたいのか、乃木自身を特定の場所へ誘導する罠なのか。ここも気になります。

黒須たちをすぐに殺さず、生かしたまま連れ去った理由もまだ分かりません。情報を聞き出すためなのか、人質交換なのか、別班を無力化するためなのか。5人それぞれの役割に意味がある可能性もあります。

犯人が誰かだけでなく、なぜ5人を生かしているのかを見ると、物語が少し違って見えてきます。

太田梨歩とジャミーンのキャスト変更

太田梨歩役は飯沼愛から花岡すみれへ、ジャミーン役もNandin-Erdene Khongorzulから本間さえへ変わりました。

放送直後は驚いた人が多く、作中で偽物に入れ替わった、整形した別人ではないかという考察まで出ました。

ただ、TBSの公式人物紹介では、二人とも前作と同じ太田梨歩、同じジャミーンとして掲載されています。ドラマの中で別人になったという説明もありません。

キャスト変更の理由も公式には発表されていないので、出演者個人の事情や演技上の問題を勝手に断定するのはやめたほうがいいですね。今のところは、制作上のキャスト変更と考えるのが自然です。

考察は三つに分けると楽しみやすい

AIの調査結果を読んでいて思ったのは、『VIVANT』の考察は「公式に確定したこと」「かなり有力な推測」「妄想として楽しむ話」の三つに分けると分かりやすいということです。

今の時点で公式に分かっているのは、ベキが生存して脱獄したこと、新庄が脱獄を手引きしたこと、別班員5人が拉致されたことです。

かなり有力なのは、新庄が拉致事件に関わっていること、長野専務が別班と何らかの関係を持っていること。

まだ妄想の範囲なのは、長野専務が黒幕、太田が脅迫されている、東条が情報漏洩者、野崎も別班、キャスト変更が偽物の伏線、といった話です。

妄想だからダメなのではなく、確定情報ではないと分かったうえで読むから面白いのだと思います。放送後に外れても、「あの場面ならそう考えるよね」でいいんですよね。

これから見るところは、新庄が誰かから指示を受けているのか、長野専務と櫻井司令がどういう関係なのか、別班員を生かしている目的、そしてベキがどこで何をしているのかです。

まだ2話なのに、これだけ考察が出ています。『VIVANT』は本編を見る時間だけでなく、放送後にXで他の人の考察を読む時間まで含めて一つのドラマになっていますね。

公式情報

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