テーラーメイド Qi35 がマークダウンで見えてくる本当のお買い得感

Golf

テーラーメイドのQi35シリーズがついにマークダウンとなり、市場でも一気に注目が集まっています。最新モデルの登場を前に、旧モデルが価格調整に入るのは毎年の流れですが、Qi35は“値下げ幅”と“性能バランス”の両方が際立つ、久々に「買いのタイミングが明確なモデル」になりました。

まず、具体的なマークダウン価格は次の通りです。

  • ドライバー 定価 ¥99,000 → ¥53,900

  • フェアウェイウッド 定価 ¥60,500 → ¥39,600

  • フェアウェイウッド TOUR 定価 ¥71,500 → ¥39,600

  • ユーティリティ 定価 ¥50,600 → ¥33,000

  • ユーティリティ ST 定価 ¥47,300 → ¥33,000

ドライバーで約45%オフ、フェアウェイウッドで35%前後の下落。テーラーメイドのメインシリーズとしては“値段の落ち方が大きい部類”で、これだけで「買い」の理由は十分です。ただ、Qi35が魅力的なのは、価格の話にとどまりません。

Qi35が持つ最大の特徴は、“とにかく曲がらない設計”にあります。ブランドの公式メッセージにも「スライスを最小限にするためのテクノロジー」が繰り返し強調されており、フェースの開閉ミスが出やすいアマチュアにとっては安心感の塊のようなクラブです。打点がブレた時のエネルギーロスを抑える設計も秀逸で、特にドライバーはヒール寄りに当たっても球がしっかり前に飛んでくれる印象を持つ方が多いでしょう。

また、Qi35はシリーズ全体を通して「打ち出しが安定する」という評価が定着しています。理由は内部構造のウェイト配置によるものですが、スピン量・高さが暴れにくいので、フェアウェイウッドやユーティリティでも十分にやさしさが感じられます。ティーショットで方向性を安定させたい人はもちろん、セカンドショットでグリーン近くまで運びたい “攻めのゴルフ” にも相性が良いモデルです。

TOURモデルやSTモデルが同じ価格に揃っているのも、今回のマークダウンの興味深いポイントです。本来は求められる技術レベルが異なるラインナップですが、価格が均一化されたことで「自分のタイプに合うものを選びやすい」状況になっています。特にTOUR系が4万円台で手に入るのは、これまでのテーラーメイドの価格政策から考えるとかなり破格といえるでしょう。

もちろん、マークダウンが始まった今は在庫が揃っている状態ですが、ここから先は早い者勝ちです。人気スペックは一気に消えていきますし、特にシャフト・ロフトの組み合わせは偏って残る傾向があります。「今回は買うつもりはなかったけれど…」という人ほど、今が一番判断しやすいタイミングです。

Qi35は単なる旧モデルではありません。
“曲がりづらさ・安定した高さ・ちょうど良い直進性” を持つ、アマチュアに最も恩恵が出る領域に強いモデルです。そして今、その性能が 4〜5万円台で手に入る。

冷静に考えれば、かなり希少なチャンスと言えるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました