EIGHT-JAM 2026年10月4日「女性ボーカリスト特集」絢香、こたに、乃紫

MUSIC

EIGHT-JAMは好きな番組なので、気になった回はあとで読み返せるように残しています。

2026年10月4日の放送は、絢香、名誉伝説のこたに、乃紫による女性ボーカリスト特集でした。

デビュー20周年の絢香を中心に、歌い方や曲作りを見ていく内容です。絢香の歌はもちろんいいのですが、今回は、こたにと乃紫という若い二人の話も面白かった。三人を並べたことで、歌のうまさにも、曲の作り方にも一つの正解はないことがよく分かる回でした。

2026年10月4日 女性ボーカリスト特集

放送は2026年10月4日(日)の23時15分から0時10分。

アーティストゲストは絢香、こたに(名誉伝説)、乃紫。トークゲストはコーラスやボイストレーナーとして活動する今井マサキ、高橋茂雄(サバンナ)、岩﨑大昇(KEY TO LIT)でした。

絢香は2026年でデビュー20周年。番組への出演は10年ぶりだそうです。そこへ、名誉伝説とソロの両方で歌うこたに、SNSからヒット曲を生み出してきた乃紫が加わりました。

Superflyの越智志帆と上白石萌音から見た絢香のすごさも紹介され、長く歌い続けてきた人と、これから長く聴かれていく音楽を作ろうとしている二人が同じ場所で話す形になっていました。

20年で変わってきた絢香の歌

絢香は「三日月」や「I believe」の頃から、声を聴けばすぐに分かります。若い頃から完成している歌手という印象がありましたが、昔と現在の歌唱を比べると、同じ曲でも歌い方は変わっていました。

番組で興味深かったのは、ステージでは頭で次の歌い方や音程を考えず、「無」になれる状態を作って歌うという話です。何も考えずに歌うというより、そこまでに準備を重ねて、本番では考えなくても歌が出てくるところまで持っていくのでしょう。

2025年の大阪・関西万博の開会式で国歌を独唱したときは、さすがに足が震えたそうです。それでも、緊張する機会が自分を成長させてくれると話していました。

20年歌ってきても完成ではない。昔の歌い方をそのまま保存するのではなく、現在の自分で歌い直す。その変化も含めて絢香の歌なのだと思いました。

こたにの声には、引っかかりがある

こたには、名誉伝説のボーカルであり、ソロでは自分で作詞・作曲もしています。名誉伝説は、こたにと、けっさくによる二人組。2026年5月のEIGHT-JAM「新世代アーティスト特集」にも出演していました。

こたにの声は、きれいに音程を当てるだけの歌とは少し違います。言葉の語尾、力の抜き方、こぶしのような節回しが曲のリズムになります。番組で取り上げられた「プロポーズ文句」を聴くと、少し癖のある歌い方が、曲の気持ちよさにつながっていることが分かりました。

本人が絢香の歌について、語尾の緩急に注目していたのも印象に残りました。こたに自身が、言葉をどう終わらせるか、どこで声を揺らすかを大切にしているから気づくところなのでしょうね。

名誉伝説では「ルビを振れ」「remember」「共犯者」「新女神」「プロポーズ文句」、ソロでは「いれもの」などが紹介されました。まずは「プロポーズ文句」から、ほかの曲も続けて聴いてみたいと思います。

乃紫は、バズの先を考えていた

乃紫は「全方向美少女」「初恋キラー」など、SNSから広がった曲の印象が強いシンガーソングライターです。短い動画の中でも耳に残る言葉やメロディーを作れる人です。

番組では「杯杯」「接吻の手引き」「先輩」「全方向美少女」「初恋キラー」「A8番出口」「1000日間」が取り上げられました。曲名を並べただけでも、言葉を見つける感覚が独特です。

ただ、乃紫が考えているのは、短い時間で注目される曲だけではありませんでした。みんなが歌える曲、20年後にも聴かれる曲を意識するようになったという話が印象に残りました。

「バズる曲」を作れることは、今の時代には大きな力です。でも、流れてきた瞬間に耳を止めてもらう曲と、長く歌い継がれる曲は同じではない。その両方を知ったうえで、次に何を作るのかを考えているところに注目したいです。

若い二人をもっと聴いてみたい

今回は絢香の20年を振り返るだけでも十分に一回の番組になります。それでも、こたにと乃紫を一緒に出演させたことで、懐かしい名曲の紹介だけでは終わりませんでした。

こたには、自分の声の癖を消さずに音楽へ変えています。乃紫は、SNSで曲が広がる仕組みを知りながら、その先の20年も考え始めています。二人とも絢香とは世代も作り方も違いますが、自分の歌をどう届けるかを考えているところは同じでした。

EIGHT-JAMは、知っている歌手を深く知る回であり、まだあまり聴いていなかった歌手を見つける回でもあります。

今回も、絢香の歌の変化を知ると同時に、こたにと乃紫をこれから追ってみようと思える回でした。数年後に二人がどんな曲を歌っているか。そのとき、この放送を見返すと面白いでしょうね。

公式情報

※2026年10月4日の放送内容を、あとで自分が読み返すために記録したものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました