師匠の江連忠がバックを担いでメジャーの日本女子オープンゴルフ選手権に挑んだ諸見里しのぶが不動裕理の追撃を1打差で振り切り優勝をした。初日は3アンダーの2位スタート、2日目にも3アンダーと他の選手が苦しむなか上位陣で独りだけスコアを伸ばしてトップに。そして、3日目は不動裕理とのラウンドで1打伸ばして7アンダー。
2位に3打差を付けてトップスタートの4日目は痺れながらも師匠に叱咤されて我慢のゴルフ。最終18番ではラフからのセカンドが引っかかってまたラフに。それに対して不動裕理はバーディーチャンス。ラフからの3打目をグリーンに乗せた。不動裕理がバーディーを取ればプレイオフの可能性があったが不動がバーディーパットを外したことで諸見里しのぶの優勝がほぼ決まり、パーパットは外したがボギーパットを入れて1打差で優勝。
ラウンド中は一度も笑顔を見せず、気持ちを引き締めていたが優勝が決まった瞬間に我慢していたものが一気にあふれてきたようで涙していましたね。途中で気持ちがキレそうになっていたけど今回はよく我慢した。師匠が一緒での優勝は嬉しいだろうけど、今度はひとりでラウンドして優勝してほしいね。まだ、気持ちがキレそうになるところがあるので精神面での成長が必要だね。安定したゴルフは出来るのであとは気持ちの問題だな。
日本女子オープンゴルフ選手権は不動裕理と諸見里しのぶの優勝争いが面白かったが、昨年の覇者ジャンジョンや古閑美保、最終日は崩れたが上田桃子、佐伯三貴、横峯さくらと好調の若手が上位に来ている。誰が優勝してもおかしくないゴルフは面白いね。来週はどんなトーナメントになるのでしょうか。楽しみですね。
【2007年度(第40回)日本女子オープンゴルフ選手権競技 】
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