桜花賞は断然人気のブエナビスタが完勝したが、皐月賞はどうだろうか。スポーツ紙などでは3強対決(ロジユニヴァース、リーチザクラウン、アンライバルド)とか出ているが、僕は1強だと思っている。それぞれがいい馬だが、皐月賞を勝つという意味ではロジユニヴァースが一番経験が豊富。その経験とは『スピード競馬』で勝っている。牡馬クラシックの格言に「皐月賞は速い馬が勝つ」「ダービーは運のいい馬が勝つ」「菊花賞は強い馬が勝つ」と言うのがある。ダービーと菊花賞は最近ではあまり当てはまらないが、皐月賞においては間違っていない。
と言うのも中山芝2000mはゴール前の直線が短い為に早くいいポジションを確保して、4コーナーを10番手以内で通過しなくてはならない。逃げ・先行馬であれば問題はないが、差し馬にとっては厳しい条件。でも、過去に差して勝った馬は4コーナーで10番手以内が多かった。過去10年に絞ってみれば4コーナー10番手以下で勝った馬はいなかった。あのディープインパクトでさえスタート後は15番手だったが4コーナーでは9番手まで押し上げていた。
そういう観点からみるとトライアルレースで速いレースをは弥生賞と若葉賞。と言うのとでロジユニヴァースを軸にミッキーペトラ、モエレエキスパート、ベストメンバートライアンフマーチと底を見せていないアンライバルドがいいと思う。リーチザクラウンは目標にされやすいと言うことと、まだコントロールがきかないので危ないと思ったから外しました。能力はあると思っているので気性がよくなれば先々走ってくると思っている。
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