シャフトメーカーと言えばグラファイトデザイン、三菱ケミカル(旧三菱レイヨン)、フジクラコンポジット、USTマミヤなどがクラブメーカーにも採用されているように大手です。また、プロの使用率を見ても先の4メーカーがほとんど言っていいでしょう。
フィッティングの仕事をしていると、○○シャフトに似ているのは?という質問が結構あります。似ているかどうかは使い手の感覚によるものなので僕は「これが似てます!」なんてことは言えませんが、しいてあげればこれかなぐらいで提案をします。似ていても同じではないので、希望する結果はなかなか出ないのが実情なんですね。でも、似ているのを探している人が多いのも事実です。
そこで、メーカーごとにこれまで発売されてきたシャフトについてまとめてみようと思いました。最初に取り上げるのは三菱ケミカルのDiamanaシリーズです。三菱ケミカルが発売しているシャフトは人気のDiamana、海外で人気になったTENSEI、軽量のBASARA、新しいVANQUISHなどがありますが、販売本数でいえばDiamanaシリーズですからね。
Diamanaシリーズの遍歴
Diamanaシリーズは今年発売のSTEALTH2やPARADYMに装着されるDiamana GTが第五世代になります。ゴルフ歴の長い人ならシャフトの装飾からDiamanaの赤(赤マナ)、Diamanaの青(青マナ)、Diamanaの白(白マナ)と呼んでいました。
初代から3代目まではキックポイントと色で分かれていましたが、第四世代から複雑化してきました。RF、BFまでは分かるのですが、D-Limited、DF、ZFになると色分けでは分かりにくくなり、第五世代のTB、PD、GTはどれも中元調子なので、違いが分かりにくくなってきました。
今度、発売されるWSは白い系統の元調子なので、白マナ好きには待望のシャフトかもしれません。
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