みんなのゴルフダイジェストに「藤田寛之もただいま練習中! “世界のスタンダード”、ボールが止まる「クリーンインパクト」の打ち方とは?」という記事があった。藤田プロのアプローチはハンドファーストに構えて低めの打ち出しでスピンをかけて止める打ち方をしていましたが、全米シニアに出場している海外の選手のアプローチはハンドファーストにはせずにクラブを垂直に構えて打つクリーンインパクトが主流になっているようです。また、記事によると今平周吾プロ以降の選手はクリーンインパクトで打っていると書かれています。
出典元:みんなのゴルフダイジェスト
実は、アプローチが苦手な人のアドレスと見るとハンドファーストで構える人がほとんどです。プロや上級者レベルの人であればハンドファーストでも上手にインパクトできますが、練習量の少ないアマチュアには難しい打ち方なんです。クリーンインパクトだと、シャフトが地面に対して垂直になるので、ザックリしにくくなります。アマチュアはリーディングエッジをボールの下に入れるのは難しいので、ボールの手前にソールすることが出来ればバウンスが利いてボールを上げてくれます。
ハンドファーストですが、クラブを垂直に立てたときにどのぐらいハンドファーストにしたらいいのか明確な位置づけ(ポジション)が見つけることが出来ないと、アプローチが難しくなります。
リーディングエッジが浮いているとトップするイメージを持ってしまう。すると、リーディングエッジの浮きを消すためにハンドファーストになります。優しいウェッジはソールのリーディングエッジ側が落ちています。日本でも一番売れているボーケイウェッジですが、SM9とVOKEY FORGEDでは、VOKEY FORGEDの方が優しいです。ソールを見るとVOKEY FORGEDのリーディングエッジ側が落ちています。なぜ、優しいVOKEY FORGEDはリーディングエッジが落ちているのでしょうか?
ざっくりとしたイメージではクリーンインパクトとハンドファーストインパクトのクラブの軌道を比べると、クリーンインパクトの方がヘッドの入射角があさく長いインパクトになります。ハンドファーストインパクトはヘッド入射角が上からになるので綺麗にボールヒットできるとスピンがかかってギュギュっと止まるボールを打てますが、少し手間に入るとザックリになりやすいです。
このことからも、アプローチが苦手な人はクリーンインパクトがおすすめです。
コメント