昨日の千秋楽は横綱朝青龍と関脇琴欧州がともに勝って優勝決定戦へ。一時は琴欧州に2つの差をつけられた朝青龍だったが、そこからが強かった。この男は逆境になるほど力を発揮するタイプだ。だから、決定戦は一方的な相撲であっさりと朝青龍が勝った。
朝青龍の強さは立ち会いの速さと、取り組みの速さ、足腰の強さ、それと左腕の強さだろう。特に左の突きは強烈で、決定戦でも一発の突きで琴欧州が起きあがってしまった。しかし、今場所は2敗もしたように徐々にだが下位の力士が力をつけて来ている。相撲の形が出来上がってしまっているベテラン力士には負ける気がしないだろうけど、立ち会いで何をしてくるかわからない若手力士に今後は期待したい。特に稀勢の里にはもっと立ち会いを厳しく、琴欧州には突きの強さを期待したい。
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朝青龍、優勝!(白鵬も有終の美)
大相撲 九月場所 千秋楽
[主な取り組み]
●雅山(下手出し投げ)白鵬○
○朝青龍(押し倒し)栃東●
○琴欧州(寄り切り)千代大海●…