琴欧州が3場所連続2桁勝利(36勝)をあげて大関昇進を果たした。今年の取り組みで横綱朝青龍に2度勝っているのは琴欧州だけ。「一度、負けた相手には絶対に負けない」と豪語する横綱を倒したのだから大関になっても楽しみが増える。そして、琴欧州が大関に昇進したことで先に大関になると思われた白鵬やライバル稀勢の里も俄然やる気を出してきたようだ。今年は全場所優勝という大記録を作った朝青龍かわって誰が優勝してくれるだろうか。琴欧州が活躍しても視聴率は落ちる一方。朝青龍のひとり勝ち状態が続くようだと相撲人気は下降の一途を辿るだけ。輪島、北の海、貴乃花、千代の富士と小さな頃から相撲を見てきた僕としてはそろそろ相撲人気が回復してきてもいいのではと思ってしまう。来年の初場所には“琴欧州初優勝”なんてことを期待したい。
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