7月5日(金)にタイトリストから新しいドライバー『TS1』が発売されますね。タイトリストは昨年10月にTS2とTS3を発売しました。新しく出るTS1はどんなクラブなのでしょうか?
スペックはVG3の後継だが、中身は?
TS1のスペックを見ると、純正のTitleist Diamana 50-Sが装着されて、長さ45.75インチ、重量275gとTS2/TS3と比べると、長くて軽い。VG3 Titleist VG50-Sは長さ46インチ、重さ279なので、重量だけ見ればTS1はVG3よりも軽いクラブになっていました。
下に、T1、TS2、TS3、VG3のそれぞれ純正シャフト(S)で、スペックをまとめてみました。TS2と比較すると、長さが0.25インチ長くてシャフト重賞は2グラム軽い、そして重量は29グラム軽い。ということは、ヘッドとグリップの重量も軽いということですね。
TS1のスペック表(titleist.co.jp)
TS1のキャッチコピーを見ると、軽さを強調して、軽さでスピードを上げるということを最大の謳い文句にしているので、タイトリスト最軽量のクラブになっているようです。
TS1 ドライバーは、極限までスピードシャーシを軽量化し、
クラブ全体でスピードアップを追求。
ヘッドの初速だけでなくスイングスピードも最大化させ、
プレーヤーのポテンシャルを引き出します。
TS1は振りやすいと感じる人に合うクラブ
実際に試打してみたところ、軽く振るといい球は出やすいです。重量は軽いけど、振った感じはそれほど軽い感じはしませんでした。つかまりがいいので、つかまえにいくと引っ掛けが出てしまいました。思いっきり振っても軽いのでヘッドスピードは上がりませんでしたね。
TS1はミートを心がけて、普通に振るとよく飛ぶクラブです。つかまりがいいので、右に行く感じはあまりしなかったですね。TS2と比べるとボールの高さが出ていました。また、ロフトを10.5にするとスピン量が増えました。
軽いクラブなので、TS2やTS3を使っている人、カスタムシャフトのドライバーを使っている人には軽く感じて振りにくいかもしれません。クラブを手にもって、軽いと感じても振ったときに軽さを感じない人には振りやすいクラブと思います。ヘッドスピード的には42以下の人に合うと思います。ヘッドスピードがない人はシャフトをTitleist AIR Speederにすると軽くて振りやすいと思います。
TS1のヘッドはTS2よりもつかまりが良くて、ボールが上がります。ですので、ヘッドスピードがあるスライサーは、重めのシャフトにして長さ45インチでカスタマイズするといいと思います。また、SURE FITスリーブのポジションをA3、B3、A4あたりにするとよりつかまる感じが出ると思います。
コメント