2021ボーケイフォージドはさらに進化して使いやすい。そして、ノーメッキも発売に。

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4月23日に発売されるボーケイフォージドは、前作からグラインドバリエーションが大きく変わりました。2019年モデルのグラインドはFグラインド、Sグラインド、Mグラインド、Kグラインドの4タイプでした。ロフトの立っている48、50、52はFグラインド、54はMグラインド、56はバウンス10のMグラインドとバウンス12のKグラインド、58はバウンス8のSグラインド、バウンス10のMグラインド、バウンス12のKグラインド、60はバウンス10のMグラインドでした。

 

21ボーケイフォージドウェッジにはバウンス少なめのBグラインドが登場

 

出典元:タイトリスト

 

今度のボーケイフォージドには新しくBグラインドが加わりました。これまでと何が違うかというと、バウンス角が6とかなり少なめのバウンス角になっています。ボーケイ氏はこれまでバウンス角があった方が優しいといってきましたが、日本向けのボーケイフォージドにバウンス角の少ないモデルと投入するのはちょっと意外でした。

58度に少ないバウンス角のBグラインドを投入したのには、バウンスをうまく使えない人はリーディングエッジが浮いて見えるハイバウンスを嫌う傾向があります。お店では『ハイバウンス=優しい』とセールスしますが、実際アプローチが苦手な人はハイバウンスだとハンドファーストがきつめになり、よりアプローチの難しくなる傾向にあります。また、日本ではハイバウンスの12Kよりもバウンスの少ない10Mの方が売れています。

ソール形状はMグラインドとBグラインドはほぼ同じですが、バウンス角が違うことでアプローチが苦手な人はBグラインドの方がリーディングエッジと地面の隙間が少なくなるので安心できるはずです。

 

打感の柔らかいノーメッキも発売に

今回のボーケイフォージドにはカスタム対応でノーメッキがあります。SMシリーズではイベントや一部店舗でノーメッキが手に入りましたが、今度はカスタム対応なので誰でも手に入れることが出来ます。ただし、ボーケイフォージドはタイトリスト セレクトストアー限定なので、指定店でしか買えません。

ヘッドを保護するメッキが付いていないということは、傷つきやすく錆びやすいです。しかし、硬いメッキがないので打感は柔らかくなります。SM8は軟鉄鋳造ですが、ボーケイフォージドは軟鉄鍛造ですから、同じノーメッキでもボーケイフォージドの方が打感は柔らかくなると思います。

 

ボーケイフォージド専用シャフト

シャフトバリエーションにNS950neo、ダイナミックゴールドS200、BV105があります。BV105はボーケイフォージド用に日本シャフトと共同開発されたウェッジ専用シャフトです。

日本シャフトからはMODUS105というシャフトがありますが、これは手元調子で先端剛性が硬いのでスピンを掛ける場合にはあまり向かないかもしれません。そこで、スピンがかかりやすい中調子で、しかも重量がそこそこあるシャフトを開発したようです。MODUS105は全長が長いのでカットするとNS950neoよりも2gぐらい重いだけです。しかし、BV105は完成重量を見ても分かる通り6gほどNS950neoよりも重くなっています。これだと、アイアンがNS950neoやMODUS105と合わせてもいいです。

 

今度のボーケイフォージドは日本で発売されているアイアンにマッチしたウェッジで、日本人にマッチしたウェッジのようです。

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