大ヒットしたG425シリーズのグリップにはアーコスがグリップエンドに装着されていました。しかし、最近はツアーベルベット360に変わっています。ですから、店頭にはアーコス付きのツアーベルベット360とアーコスがついていない普通のツアーベルベット360があります。
半導体不足でアーコスが供給できなくなったかも
アーコスはグリップエンドの装着することで、ラウンド中の全てのショットを記録して、そのデータを活用して様々なアドバイスをしてくれる機能です。スマホに専用アプリを入れて使いますが、すべてのクラブにアーコスを装着する必要があります。
アーコスを内蔵したグリップを装着して販売していたのはピンとコブラです。しかし、ピンはi59やi525などのモデルではグリップにアーコスはついていません。コブラも2022年モデルのKING LTDにはグリップにアーコスがついていません。
メーカーから特にアナウンスはないですが、おそらく半導体不足でアーコスの供給が不安定なのでアーコス付きグリップを止めたのだと思います。また、ゴルフプライドもグリップの安定供給がまだできていないのも関係があるのかもしれませんね。
アーコス付きとアーコスなしではシャフトの長さが違う件
アーコス付きグリップはグリップエンドが長いので、シャフトの長さは少し短くなります。どういうことかというと、グリップエンドで見るとアーコス付きとアーコスなしでは同じですが、グリップを外した状態ではアーコス付きのほうがシャフトエンドで見ると短くなります。
細かくなりますが、アーコス付きのグリップから汎用品のグリップに交換したときは同じグリップ重量でもグリップエンドの厚みが違うので汎用品にするとバランスが軽くなります。使って問題がなければ細かいことなので気にしなくてもいいのですが、何となく違いを感じる人はヘッドに鉛を貼るなどして調整をしたほうがいいかもしれないですね。
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