テーラーメイドの契約プロで全米プロに出場した選手のドライバーがFBに出ていました。これを見ると、タイガー・ウッズはQi10 LS(10.5)、マキロイはQi10(9.0)、シェフラーはQi10(8.0)、ダスティン・ジョンソンはQi10(9.0)でした。
写真をよく見るとシャフトポジションをスタンダードで使っている選手はいませんでした。それぞれの選手のポジションを見てみると。
タイガー ポジション4 ロフト+1.5 ライ角+2.75
マキロイ ポジション1 ロフト+0.75 ライ角+0.5
シェフラ― ポジション6 ロフト±0 ライ角+4
ジョンソン ポジション3 ロフト+2 ライ角+2
それぞれのプロがポジション調整をしているのが分かります。調整後のロフトとライ角を見てみると。
タイガー ロフト12.0 ライ角56.75
マキロイ ロフト9.75 ライ角56.5
シェフラ― ロフト8.0 ライ角60.0
ジョンソン ロフト11.0 ライ角58
以上になっていました。シェフラ―とジョンソンはアップライトにしているのでそれぞれの身長を調べてみるとシェフラ―は190㎝、ジョンソンは193㎝と長身でした。
タイガー 185㎝
マキロイ 175㎝
シェフラ― 190㎝
ジョンソン 193㎝
それぞれの選手は自分の持ち球を出しやすいようにセッティングをしています。タイガーはロフトを12度にしていますが、もしかしたらアタックアングルがアッパーが強めでスピンロフトが立ってロースピンになりやすいのかも。また、アッパーが強いので引っかけたくないからライ角がフラットのLSを選択しているのかもしれませんね。あくまでもポジションからみた憶測ですが(^^ゞ。
私がお客様のフィッティングするときもお客様のスウィングの癖やアドレスの癖などを見てポジションを変更しています。ポジション変更については難しいのか知識のない人が多いので、なぜポジション変更をするのかをトラックマンを見ながら説明します。また、なぜアップライトにするのか、なぜロフトをつけるのかを説明します。
カチャカチャドライバー(弾道調整付き)はロフトやライ角を変えることが出来ます。ロフト変更に注目されがちですが、ライ角変更の影響が大きい場合もあります。この辺りは難しいので、分からない場合は良く分かる人(知識のある人)に相談するのがいいと思います。
出典元:TaylorMade Golf Japan
出典元:TaylorMade Golf Japan
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