キャロウェイ、テーラーメイド、ピンが売れて国産メーカーがなぜ売れない

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国産メーカーの営業がきて「どうしたら売れますかね?」と聞かれることが多い。外ブラ(キャロウェイ、テーラーメイド、ピン)はよく売れるが国産メーカーは苦戦している。これは、ここ数年続いている。国産で唯一売れていると言っていいゼクシオでさえ最近は売れない。特にゼクシオメンズの衰退は目を見張るほど。

国産でよく売れいると感じるのはスリクソンのZX5MK2のアイアンだけですが、これはメーカー在庫がないので売り逃しが多発している。メーカーはカスタム用のヘッドは在庫しているので、プロパーと同じ仕様でアングリップにするか、グリップを変更するだけで比較的早く手に入るが、それをする人は少ない。ユーザーにしてみればカタログスペックはすぐにでも手に入れたいので同じ仕様でもカスタムになると尻込みする人が少なくない。

国産メーカーのクラブがなぜ売れないかと言えば魅力がないからでしょう。キャロウェイとテーラーメイドは毎年モデルチェンジしています。毎年、新しい商品が出てくるというのはユーザーとしてはワクワクしますし、メディアもネタを提供してくれるので記事にしやすいです。

注目度が高いので露出度も高い。また、リリースする前にプロが使い始めることでプロモーションも出来ています。国産メーカーは2年周期でモデルチェンジすることが多く、2年目になるとほとんど売れなくなります。また、モデル違いで1年おきに発売しますが、ユーザーにはこのことが浸透していないので、ターゲットが違うモデルをモデルチェンジと思っている人が多いです。

ブリヂストンゴルフでいえばB1/B2とB3ではターゲットが違いますが、発売時期が違うのでB3をB1/B2と同列モデルと勘違いしている人がいます。これは、ブリヂストンゴルフに限らず2年周期の国産メーカーではほとんど同じ現象が起きています。

販売に従事している身としてはこの勘違いに対し、説明をするのですが分かっていない人が少なくないのが実情です。メーカーは自社サイトなどで説明はしているもののエンドユーザーにはその声が届いていないですね。

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