2025年にマイナンバーカードの更新について書いたとき、マイナ免許証には一つ大きな注意点がありました。マイナンバーカードを更新すると、新しいカードへ免許情報が自動では移らず、警察で一体化の手続きが必要だったことです。
この仕組みは2025年9月1日に変わりました。現在は条件を満たせば、更新後のマイナンバーカードへ免許情報を引き継げます。
オンライン申請時に引き継ぎを希望する
マイナンバーカード総合サイトの案内では、すでにマイナ免許証またはマイナ経歴証明書を持っている人がオンラインで新しいカードを申請する際、免許情報の引き継ぎを希望できます。
申請画面では、免許情報記録番号などの入力が必要です。マイナポータル連携が済んでいることなど、引き継ぎには条件があります。カードを更新すれば無条件で何もしなくても移る、という意味ではありません。
申請の時期が重なると引き継がれない
警察庁は、新しいマイナンバーカードの交付申請中に、現在のカードを後からマイナ免許証にした場合、新しいカードへ免許情報が引き継がれないと案内しています。
更新申請をした時点では、古いカードに免許情報が入っていないからです。カード更新と免許証一体化を同じ時期に行う場合は、順番を確認したほうがいいですね。
「マイナ免許証のみ」は受け取り前に確認
従来の運転免許証を持たず、マイナ免許証だけにしている場合、新しいマイナンバーカードへ免許情報が入っていなければ、運転時に免許証を携帯していない状態になりかねません。
新しいカードを受け取ったら、マイナポータルや「マイナ免許証読み取りアプリ」で免許情報を確認します。表示できなければ、運転免許センターや警察署へ確認する必要があります。
制度開始時の記事は、そのままでは古くなる
マイナ免許証は2025年3月に始まりました。開始時点ではカード更新時の自動引き継ぎに対応しておらず、同年9月から運用が追加されています。
制度の記事は、書いた時点では正しくても、半年で注意点が変わることがあります。特にマイナンバーカード、健康保険証、運転免許証のように複数の仕組みがつながるものは、手続きの直前に公式情報を見直す必要があります。
便利になったのは確かですが、「一体化したから一枚だけ見ればいい」と考えず、カード本体の期限、電子証明書の期限、運転免許の有効期限を別々に確認するのがよさそうです。


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