テーラーメイドの2024年モデルのQi10ドライバーは、Qi10 LS、Qi10、Qi10 MAX弾道調整機能付きモデルなのでヘッドが取り外しが出来ます。そこで、試打クラブのヘッドを外して重量を測ってみました。測定値はヘッドのみでスリーブの重量は入っていません。
一番重いのはQi10 MAX
Qi10シリーズのドライバーのヘッド重量を測ってみると、Qi10 MAXが一番重たかったです。なぜ、Qi10 MAXが重いのかを見てみると、Qi10 MAXはQi10よりも長さが0.25インチ短いです(ネックが短い)。また、バランスがQi10よりも重いです。長さが同じでバランスが重い場合、ヘッドが重くなります。また、長さが0.25インチ短くてバランスが同じ場合もヘッドが重くなります。今回は両方なので重量差が大きくなりました。これは、過去のモデルと比べても重かったです。
Qi10MAXはヘッドが重いだけではなく、慣性モーメントも大きいので、当たると飛ぶ設計になっています。ちなみに『10K』とうたっていますが、10KはQi10 MAXのみです。
追記 3月22日に発売された軽量モデルのQi10 MAX LITEですが、こちらは軽量モデルということもありヘッドはMAXですが、後方のウェイトを軽くしています。ヘッド重量は約189gになります。
Qi10とSTEALTH2の比較
Qi10とSTEALTH2を比較してみると、シャフト重量はQi10は重くなっています。また、総重量もQi10とQi10 MAXは重くなっています。これまでテーラーメイドは純正シャフトを装着したグリップ重量がロースピン系モデルは47.5g、それ以外は42gでした。それが、今回のQi10では全モデルで47.5gのグリップを装着しています。また、グリップメーカーもラムキンからゴルフプライドになっています。
ヘッド重量は試打クラブを計測、シャフト重量と総重量はカタログ値になります。製品には誤差がありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
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