【S&P500急落】恐怖指数VIX急騰!今が買い時か?

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【2025年3月10日】アメリカ株式市場まとめ:トランプ関税とインフレ再燃で全面安!今後の投資戦略を徹底解説

 

2025年3月10日の米国株式市場は、トランプ前大統領が発表した関税政策や、インフレ加速による利上げ懸念が市場心理を悪化させ、大きく下落しました。特にテクノロジー株と金融株が売られ、主要指数が全面安となりました。この記事では、市場全体の動向から背景今後の投資戦略までを徹底分析します。「この下落はチャンスなのか?それとも始まりにすぎないのか?」

→ 投資家が知っておくべきポイントを一挙に解説します!

 

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📌 1. 株式市場全体の動向(2025年3月10日)

まずは主要株価指数の終値と1日のパフォーマンスを確認しておきましょう。

指数 終値 前日比 変動率 (%) 高値 安値
S&P 500 5,614 -155 -2.70 5,705 5,564
ダウ平均 41,911 -890 -2.08 42,541 41,612
ナスダック 19,430 -770 -3.18 19,867 19,243

👉 S&P 500:2.7%の下落で、テクノロジー株と金融株が特に弱かった。
👉 ダウ平均:890ポイント安で、ボーイング(BA)やキャタピラー(CAT)が売られた。
👉 ナスダック:テクノロジー株が集中しているため影響が大きく、3.18%の下落。

 

 

👉 ボラティリティ指数(VIX)は27.85(前日比 +4.47)で市場の恐怖感が高まっている状態。

 

📉 2. 下落の背景と市場への影響

 

① トランプ前大統領の追加関税発表

  • トランプ前大統領が鉄鋼・アルミに対して10%の追加関税を発表。
  • 特に自動車セクター半導体セクターが大きな影響を受ける可能性。

▼ 具体的な影響を受ける企業

  • フォード(F) → 関税コスト上昇で利益率悪化
  • ゼネラルモーターズ(GM) → 中国市場への輸出が減速
  • エヌビディア(NVDA) → 中国での売上減速懸念

👉 関税リスク企業収益への直接的な圧迫要因

 

② 経済指標の悪化

米国2月CPI(消費者物価指数)

  • 前年同月比 +2.8%(市場予想:+2.9%)
  • インフレ率が市場予想を上回り、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ期待が後退

米10年債利回り

  • 4.21%(前日比 -0.86%)
  • 株式のバリュエーションが圧迫

👉 インフレ加速 → 金利上昇企業利益圧迫

 

③ テクノロジー株売りの波

  • テスラ(TSLA) → 中国市場の需要減速が影響
  • アップル(AAPL) → iPhoneの中国での販売不振
  • エヌビディア(NVDA) → 半導体市場の調整局面入り

👉 AI・半導体関連の「加熱相場」の調整局面突入か?

 

🚀 3. 今後の市場展望と投資戦略

 

🔎 短期的な市場動向

  • FOMC会合(3月18日) → 金利据え置き or 利下げ期待後退でさらなる下落
  • 米国小売売上高(3月17日発表) → 消費動向次第で景気後退懸念が強まる可能性

 

 

📅 中長期的な市場展望

予測機関 S&P 500年末予測値 コメント
ゴールドマン・サックス 6,500 米経済の成長、債券利回り現状維持
JPモルガン 6,500 健全な米労働市場と利下げ、AI設備投資ブーム
モルガン・スタンレー 6,500 利下げの継続、景気循環指標の改善

 

✅ 投資戦略

▶️ ディフェンシブ銘柄を買い増し

  • ヘルスケア(ジョンソン・エンド・ジョンソン、ユナイテッドヘルス)
  • 公益事業(デューク・エナジー、ネクステラ・エナジー)

▶️ AI・半導体銘柄の押し目買い

  • エヌビディア(NVDA) → 120ドル以下は買い場
  • AMD → AI成長見込み

▶️ 長期投資に適したセクター

  • クリーンエネルギー(再生可能エネルギー)
  • 防衛関連(ボーイング、ロッキード・マーティン)

 

🔥 結論:投資家はどう動くべきか?

  • 短期的にはボラティリティが続く可能性
  • ディフェンシブセクターを重視
  • テクノロジー株は下落局面で「押し目買い」のチャンス

 

さて、いかがでしょうか?これまで市場をけん引してきたGAFAMも大きく下落しています。AIブームは続いているので半導体関連の需要は衰えていないと思っています。ただ、これまで予想以上に買われてきたので利益確定売りに押されているのでしょうね。大口は売る時は徹底的に売るので、狼狽売りや換金売りが絡むともっと下がると思います。

年初から20%以上下がると「トランプショック」と言われるでしょうね。トランプ大統領の任期が終わるころには株価が上がっていればいいので、今は膿を出している最中ぐらいにしか思っていないかもしれませんね(^^ゞ

 

 

 

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