血統分析が鋭い『競馬ジャーナル』のガイチさんの日記で経済のお話が出てきた。その中の「プロスペクト理論」と言うに興味を持った。ネット上でいろいろと見てみたがガイチさんの説明がわかりやすいので引用させてもらった。
人間は利益を受ける場合はリスクを避けようとするが、損失を被る場合にはリスクを取ろうとする。
そして、例題としてこのような時どうするか。
たとえば、次のAとBでどちらを選ぶか考えてみてください。
A.必ず800万円差し上げます
B.まず1000万円差し上げます。出口でクジを引いて15%の確率でハズレが出ます。ハズレだったら1000万円はもらえず、ゼロになります
みなさんならどちらを選びますか? では、次の例ではどうでしょうか?
C.必ず800万円支払います
D.1000万円支払いますが、15%の確率で支払いがゼロになります
今度はどちらを選びますか?
この場合、多くの人がAとDを選ぶそうです。僕も同じでした。これは株の話なのですが、正解はBとCだそうです。ちなみに彼女はBとCを選びました。
こんな彼女は昨年の有馬記念のとき「勝つのはどの馬?」と聞いてきたので僕は「ゼンノロブロイだとおもうよ」というと、「じゃあ、それを10万買って」と言われた。“競馬に絶対はない”ということを散々思い知らされてきた僕には結局、馬券を買えなかった。リスクよりも安全を取って利益を上げられなかった。そういうことが年に数回あるが全部言われた金額を買っていれば毎年プラス収支で終わっているはずなんだよね。「次は買ってみるか」と思うけどこれが買えないんだな。
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