ベンタスブラックとベンタスブルーを試打してみた

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今年はフジクラコンポジットからベンタスブラック、三菱ケミカルからテンセイ プロ ホワイト 1Kというハード系が発売されました。先日は、テンセイ プロ ホワイト 1Kを試打しましたが、今回はベンタスブラック 5Sを試打してきました。

ベンタスブラックはベンタスブルーをさらにハードにしたシャフト

メーカーのサイトに以下のようにベンタスブラックとベンタスブルーの説明が出ていました。

・VENTUS BLUEは先端剛性が高く、中間から手元側の剛性を抑えた中元調子で叩けるフィーリング。
・VENTUS BLACKはVENTUS BLUEと比べ、先端剛性は高いまま、中間から手元側の剛性を高めています。より叩けてバックスピン、弾道を抑えた元調子のモデル。

これを見ると、ベンタスブラックは全体的に剛性を高めたハードヒッター向けと言うのが分かりますね。トルクはそれほど変わらないですが、しなりを抑えたシャフトのようです。


出典元:フジクラシャフト

ベンタスブラックは剛性が高すぎてしなりを感じない

ベンタスブラック 5Sを試打しましたが、ハッキリいって私のヘッドスピードでは剛性が高すぎてしなりを感じませんでした。フェード系のヘッドでは全然つかまらないので、普通のヘッドにしてようやくストレートボールが出ました。ヘッドスピード36.7m/sでバックスピンは1760rpm、ロフト10.5のヘッドで打ち出し角は11.0でした。計測上ではキャリーが176ヤードでランを入れて215ヤード。剛性が高いのでボールは上がらないし、スピンがかかりませんでした。

ベンタスブルーはブラックに比べると手元のしなりを感じます。ただ、先端の剛性は高いのでボールは上がりにくいし、スピンもかかりにくいです。でも、ベンタスブラックに比べるとつかまりは良かったです。

最近は軽硬系のシャフトが流行っていますが、ここまで硬いとヘッドスピードがある程度ないとシャフトの特性を生かせないかも。ただ、野球をやっていた人にはシャフトの挙動が少ないので合わせやすいかもしれないですね。

 

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