テーラーメイド 300ミニドライバーを試打してみた

Golf
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7月16日に数量限定で発売されるテーラーメイドの300MINIドライバーを試打してみました。300MINIドライバーは長さが43.75インチとSIM2ドライバーよりも2インチ短く、フェアウェイウッドの3番よりも0.5インチ長いです。ヘッド体積は307ccでドライバーと3番ウッドの間ぐらい。見た目も昔のパーシモンぐらいのように感じました。

 

 

最初に300MINIドライバーを試打しました。はじめは低めのティーで打ちましたが、ヘッドが大きいので少し打ちづらく高さが出ないので距離も出ませんでした。打点位置が低すぎるのが原因かもしれないです。次に、少し高めのティーで打ってみました。これだと、高さも出て距離も伸びました。当たりがいいとドライバーと同じぐらいの飛距離が出ました。ヘッドスピードがドライバーと同じ時は、ドライバーよりもロフトがある分だけキャリーが出ています。

MINIドライバーのロフトは11.5ですが、ヘッド厚がSIM2ドライバーよりも薄いので重心が低くボールが上がりやすいと思います。また、クラブが短いので自然とドライバーよりもアップライトのスウィングになるので、ボールが上がりやすくなりすね。それと、方向性がドライバーと比較してもよくなりました。やはり、短いと安定性がありますね。

 

300MINIドライバーとSIM2の比較 振動数など

 

シャフトはTENSEI SILVER TM50 MDですが、中身はTENSEI SILVER TM50ですね。コスメが300MINIドライバー用に赤の差し色が入ってるだけです。振動数は短くなった分だけ硬く出ました。グリップはSIM2のラムキンではなく、SIMに装着していたゴルフプライド360の色違いです。ですから、SIM2のラムキンと比べるとやや太くなります。というか、ラムキンが細いです。

 

スペックを見て気づいた人もいると思いますが、純正シャフトの場合はフェアウェイウッドのグリップは42gと軽めのグリップが付いています。カスタムシャフトはドライバーと同じ47.5gです。ですから、純正シャフトのグリップを交換するときはメーカー純正か42gの軽量グリップにしないとバランスが軽くなってしまいます。まあ、振りにくさがなければバランスが軽くなっても問題はないですが。

 

シャフトスリーブは現行モデルと同じなので互換性があります。ドライバー用のシャフトに付けて打ってみましたが、飛距離は変わりませんでした。でも、長くなった分だけ方向性のばらつきが多くなりました。3番用のシャフトに付けても打ってみましたが、こちらだと少し距離が落ちましたが方向性はいいです。

 

45インチ以上のドライバーで苦労している人にはおすすめのクラブです。テーラーメイドのシャフトを持っている人ならカットして、MINIドライバー用に自分でカスタマイズしてみるのもいいかも。

 

300MINIドライバーのカスタムシャフト仕様は43.5インチまで

MINIドライバーはカスタム注文できますが、長さは最長で43.5インチまでです(純正シャフトは43.75インチ)。これ以上は長く出来ないのがメーカーの仕様です。長く出来ないということはないのですが、300MINIドライバーとしては長い仕様は作らないというのがメーカーの姿勢のようです。300MINIドライバーで44インチ仕様にしたい人はクラブとシャフトを別々に購入して自分で付け替えるしかないですね。

 

300MINIドライバーは数量限定なので、カスタム注文する人は発売前に注文しないと手に入れることが出来ないかもしれませんのでご注意を。

 

追記

2022年3月18日 再販決定 価格¥58,000+税

 

 

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