キャロウェイ ROGUE STシリーズの純正シャフトのテンセイ55とベンタス5の振動数を測ってみた

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キャロウェイの2022年モデルROGUE ST(ローグエスティ)シリーズには、ロースピン系のMAX LS、ストレート系のMAX、ドローバイアス系のMAX-D、軽量モデルのMAX fastの4タイプがあります。MAX fastを除く3タイプのヘッドは弾道調整機能(通称カチャカチャ)付になります。

純正シャフトですがMAX LSはテンセイ55 for Callaway、MAXとMAX-Dはベンタス5 for Callawayを装着しています。シャフトにfor Callawayとついているのでキャロウェイとシャフトメーカーで共同開発したオリジナルシャフトになります。テンセイのネーミングですが、CK PRO ORANGEや1Kなどとは別物です。ベンタス5も同様ですね。

ROGUE STはEPICよりも優しめのクラブに

シャフトのスペックを見ると、ROGUE STは2021年モデルのEPICよりも優しいクラブになっていると思います。また、純正シャフトの長さがこれまでの45.75から45.5と0.25インチ短くなっています。シャフトを短くすることでミート率を上がれば飛距離も伸びますからね。

 

 

MAX LSのテンセイ55とEPIC LSのテンセイ55のシャフトを見比べると、MAX LSのほうがトルクが少なく、振動数は低いので、前作よりも柔らかいけどシャフトの挙動を抑えている感じになっているように感じます。ベンタス5も同様にトルクが少なく、振動数が低いです。

クラブの長さが0.25インチ短くなっていますが、バランスは重くなっているのでクラブ重量は重くなっています。

 

カタログカスタムシャフトの振動数

 

ROGUE STシリーズでは、ロースピン系のMAX LSではEPIC LSと同じ60g台のカスタムシャフトを標準で用意しています。しかし、MAXでは50g台のカスタムシャフトが標準になりました。EPIC SPEEDでは60g台のカスタムシャフトが標準でした。

MAXとMAX-Dの純正ベンタス5は、50g台のカスタムシャフトを比較すると、トルクやクラブ重量は近く、振動数は低めに抑えています。カスタムシャフトで球筋が安定しない人は、ベンタス5が合うかもしれません。振動数が高いとシャフトの挙動が俊敏になるので、ハマると飛びますが、一旦ズレると暴れてしまい使いにくいシャフトになる可能性が大きいです。

 

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