ChatGPTはOpenAiのAIチャットサービスですが、他にもGoogleのGemini、マイクロソフトのCopilot、AnthropicのClaudeなどが有名です。前回「トラックマンデータをChatGPTで解析してみた(アイアン編)」ではChatGPT 4oを使いましたが、同じ画像をGemini 1.5Proでもやってみました。
質問 添付の画像はトラックマン4という弾道測定器の測定結果です。この画像を分析し分かることを上げてください。
トラックマンデータ分析結果:7番アイアン
基礎データ
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クラブスピード: 29.1 m/s (平均よりやや遅め)
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ボールスピード: 38.8 m/s
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スピン量: 5850 rpm (7番アイアンとしては標準的)
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打ち出し角: 30.2° (7番アイアンとしては高め)
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飛距離:
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キャリー: 111.0 yd
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トータル: 120.0 yd
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弾道と軌道
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弾道: 高弾道。これは打ち出し角とスピン量が関係している。
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サイドスピン: 9.4R (右方向への曲がり)。スライス回転。
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クラブパス: –2.6° (アウトサイドイン)。
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フェースアングル: 3.0° (オープン)。
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アタックアングル: –2.0° (ダウンブロー)。
考察
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スライス傾向: クラブパスがアウトサイドイン、フェースが開いていることから、スライス回転がかかっている。
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飛距離ロス: ダウンブローで打っているため、最適な打ち出し角とスピン量が得られていない可能性がある。
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改善点: スライスを抑制するために、クラブパスをよりストレートに近づけ、フェースの向きをスクエアに近づける必要がある。また、飛距離を伸ばすためには、レベルブロー、もしくは若干アッパーブローでインパクトを迎えるようにスイングを調整する必要がある。
その他
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データを見る限り、初心者~中級者レベルのゴルファーと考えられます。
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スイングの癖がデータに現れており、改善点も明確です。
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トラックマンなどの弾道測定器を活用することで、客観的に自分のスイングを分析し、効率的に練習を進めることができます。
注記: この分析は、提供されたデータのみに基づいており、プレイヤーの体格、スイングタイプ、使用クラブなどの情報がないため、あくまでも一般的な考察です。より詳細な分析や改善策の提案には、さらなる情報が必要となります。
質問 では、添付の画像から改善すべき点を挙げてください。
添付画像のデータから、改善すべき点は主に2点考えられます。
1. スライスの抑制
データを見ると、顕著なスライス傾向が見られます。
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クラブパスがアウトサイドイン: –2.6°と、目標に対してクラブが外側から入っている
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フェースが開いている: インパクト時にフェースが3.0°開いている
この2つの要素が組み合わさることで、ボールに右回転(スライス)がかかり、目標よりも右に着弾していると考えられます。
改善策:
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クラブパスを修正: インサイドアウトの軌道に近づけるようにスイングを修正する。
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フェースコントロール: インパクト時にフェースがスクエア、もしくは若干クローズになるように意識する。
これらの修正によってスライス回転が減少し、よりストレートな弾道が期待できます。
2. 飛距離の向上
ダウンブローでのインパクトは、7番アイアンの飛距離を最大限に活かすためには最適とは言えません。
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アタックアングルがマイナス: –2.0°と、ダウンブローでインパクトしている。
7番アイアンは、レベルブロー、もしくは若干アッパーブローでインパクトすることで、最適な打ち出し角とスピン量が得られ、飛距離が伸びる可能性があります。
改善策:
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レベルブロー、もしくは若干アッパーブローでのインパクト: スイングの最下点をボールの手前に持ってくるように意識する。
スイングの修正は、自己流で行うと逆効果になる可能性もあるため、信頼できるコーチの指導を受けることをお勧めします。
との回答をいただきました。改善策はどうかと思いますが、トラックマンデータに関していえばいい解説をしてくれていると思います。
今後は、ゴルフに特化したAiチャットを作れればもっと良くなる可能性がありますね。
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