ブログを書いていると、一度は思うんですよね。「この投稿作業、AIに任せられないかな」と。
記事の下書きはAIと一緒に作れる時代になったのに、いざWordPressに載せる段になると、管理画面を開いて、コピペして、カテゴリを選んで、という手作業に戻る。そこだけ急にアナログなんです。で、この「最後のひと手間」をなんとかできないかと思ったのが、今回のきっかけでした。
まずは普通にAIに聞いてみた
最近は「MCP」という仕組みがあって、これを使うとAIに外部サービスをさわらせることができる、と聞きました。難しく考えなくても、AIに「ブログへ投稿する道具」を持たせるための連携部品、くらいの理解で大丈夫です。
なので素直に、いつものClaudeのチャットで聞いてみたんです。「WordPress MCPをClaude Codeで使う方法を教えてください。これができると、ブログへの自動投稿ができるんですよね?」と。
Claudeの指示はClaude code CLIを使うこと。これは、ターミナルという黒い画面を使っての作業。ターミナルは使っているものの英語入力のみでタイピングするのであまり好きではない。でも、Claudeが指示を出してくれるので、それをコピペするだけ。Claudeとターミナルを行ったり来たりして最初はスムーズに進んでいました。アプリを入れて、設定を書いて、という手順を教えてもらって、その通りにやってみる。ところが、これが動かない。僕のWindows環境と相性が悪いのか、ターミナルの黒い画面に赤い英語のエラーがズラズラ出るだけで、上手く進まない。何度かやり直しても同じ。正直、ここで「あー、やっぱり僕には無理か」と半分あきらめかけました(^^ゞ
Claude Codeに丸ごと投げてみた
あきらめる前に、ダメ元でもうひとつの手を試しました。チャットでやりとりするのをやめて、同じ作業をまるごとClaude Codeのデスクトップアプリに投げてみたんです。「(Claudeとのチャット履歴を貼り付けて)これを、動くようにして」と。
そうしたら、あっさり解決しました。しかもやり方が賢くて、動かなかったMCPにこだわるのをやめて、必要な機能だけを新しく作り直して僕の環境用にオリジナルのMCPを作ってくれたんです。僕がつまずいていたのは、最初のMCPがWindowsでうまく動かないことが原因だったらしく、だったら自分で作った方が早い、という判断でした。
僕がやったことは、相変わらず日本語で指示を出しただけ。コードは一行も書いていません。しばらくすると「試しに下書きを1件作ってみました」と言われて、ブログの管理画面を見にいったら、ちゃんとテスト記事が下書きに入っていました。あの瞬間はちょっと感動しましたね。
できたのは、こんなことでした
- 記事の下書きを作る
- 投稿の一覧を取ってくる
- 既存の記事を書き直す
- 画像をアップロードする
- 投稿した記事を削除する
いきなり公開されると怖いので、基本は「下書き」で止まるようにしてもらいました。公開ボタンは自分で押す。ここは安心して使うために大事なところかなと思います。
面白かったのは、その先だった
個人的に一番「おっ」と思ったのは、実はここからです。
Claude Codeが作ってくれたこのMCPを、今度はCodexに読み込ませて同じように自動投稿が出来るように頼んだら、Codexからも同じようにブログへ投稿できたんです。
MCPという仕組みは、いわば共通規格だから一度作っておけば、AIを変えてもそのまま持ち運べる。今日はClaude、明日はCodex、みたいに気分で使い分けても、投稿する仕組みは1つで済む。まあ、すべて一緒ではないのでcodex用に改変はしてもらいました。
今回は道具(MCP)を作ったというより、AIと自分のブログの間に、どのAIからでも通れる「通用口」を1つ用意した、という感覚に近いです。
使ってみて思ったこと
セキュリティの話も少しだけ。投稿にはログインパスワードそのものではなく、WordPressが発行してくれる「アプリ専用のパスワード」を使っています。もし何かあってもそれだけ無効にすればいい仕組みなので、少し気が楽です。連携の設定は自分のパソコンの中で完結していて、どこかに公開されるものではありません。
それにしても、と思います。今回もまた、僕は技術的なことは何もしていない。やったのは「困っている」と伝えて、「こうしたい」と指示を出しただけ。詰まったときに、チャットで粘るより、実際に手を動かせるAIに丸ごと預けた方が早いこともある、というのが今回いちばんの学びでした。
自動投稿の仕組みはできたばかりで、本格運用はこれからです。でも、やりたかったことをコードも書かずに形にできて、しかもそれが1つのAIに縛られずに使い回せる。この身軽さは、なかなか面白いなと思っています。そして、この投稿が初めての自動投稿です。

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