最近のドライバーは可変式のものが多いです。しかも、モデルチェンジしてもスリーブの互換性があれば、新旧のヘッドシャフトを入れ替えて使うことが出来ます。しかし、メーカーが違うとスリーブの形状が違うので、お気に入りのシャフトが使えません。すこで、スリーブを交換してシャフトを生かそうと考える人が増えてきました。
しかし、スリーブに入るシャフトの差し込みの長さはメーカーによってまちまち。また、スリーブの長さも違えばクラブの長さも違う。単純にスリーブを交換しただけでは、せっかくのお気に入りシャフトが生かせない可能性もあります。
今回はテーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリスト、ブリヂストンゴルフの5社の現行モデルのスリーブの差し込みの深さを調べてみました。スリーブと言うのはどの部分かというと、ソケット(フェルール)を除く部分になります。ソケットはシャフトを保護するものです。
テーラーメイドとキャロウェイのスリーブの比較
テーラーメイドのスリーブとキャロウェイのスリーブを並べてみました。シャフトはベンタスブルーで、シルク印刷の位置を合わせてみました。
これを、見るとソケットのは入り口はほぼ一緒です。しかし、深さはテーラーメイドが30mmでキャロウェイが32mm。また、ヘッドのネックからスリーブが出る長さを見るとキャロウェイの方が明らかに長いです。ですから、実際ヘッドに入るシャフトの長さはテーラーメイドの方が深く、キャロウェイが浅いということになります。クラブの長さが同じ場合、シャフトの入りが浅い方がシャフト部分が短くなります。
単純にスリーブ交換すれば同じように使えると思ったら実際は違ったということになることの方が多いです。まあ、気にせず使って結果が出れば問題はないですけどね。
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