政策金利と10年債と2年債とS&P500のチャートからS&P500は下落傾向が続きそう

資産運用
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TradingViewを使うと色々なチャートが見られるので面白いですね。今回はアメリカの政策金利と10年債と2年債とS&P500をおなじチャートで表示してみました。政策金利はシンボルにFEDFUNDSを入力することで表示させることが出来ました。

 

政策金利と10年債と2年債とS&P500のチャート

政策金利と10年債と2年債とS&P500を重ね合わせて出してみました。これを見ると、リーマンショックの時は政策金利は2003年4月までは1%でしたが、そこから2年2ヶ月かけて5.25%まで上げました。その後は利上げを停止して1年はそのままで2007年8月から利下げに転じています。

この時の10年債と2年債は利上げ停止時期と同じくしてピークを迎え、その後は下落に転じています。S&P500は利下げが始まった時期から下落していました。

ITバブルやリーマンショックの時は利上げにも関わらずS&P500は上昇し、利上げが止まったところや利下げになったところから下落しています。今回は利上げと同時にS&P500は下落にしています。

FEDの予測では利上げは2023年3月まで行われ5.00-5.25まで上昇し、そこで利上げは止まり2023年12月から利下げに転じると。

10年債と2年債の逆イールドとSP500のチャート

ここのところ10年債と2年債の逆イールドが続いていますが、始まりは今年の7月でした。2年債と10年債が上がり始めた今年の1月頃からS&P500は下落に転じています。また、4月に一瞬だけ逆イールドになりましたが、この時を起点にS&P500は下落しています。

 

 

FRBはそれぞれの経済指標が悪化し、インフレを抑制されたのを確認するまでは金利を上げ続けると思います。となると10年債も2年債も上昇し続けますよね。株価にとっては金利上昇はマイナスですから、下落は続くと思っています。

 

 

 

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