隠蔽捜査シリーズの第7巻。前作で竜崎伸也の去就の話題が出たが、本作でいよいよ大森署を離れることに。大森署での最後の事件はいじめとサイバー犯罪。
新キャラクターの田鶴はサイバー犯罪の専門家
サイバー犯罪だと戸高の出番があまりないが、ここにいじめ問題を取り上げることで戸高と根岸の活躍の場ができる。そして、サイバー犯罪という新し問題に田鶴という新しいキャラクターが登場。
次作は新展開へ
若干、マンネリ化してきたこのシリーズだが、新しい展開を予感させる流れになっている。今作だけ読むと物足りなさを感じてしまうのがシリーズ物の難しいところかな。最初から読んでいるとそれぞれのキャラクターが立ってくるので、スッと物語に入れるところがいい。次作を期待させる展開もいいですね。
『隠蔽捜査6 去就』がドラマ化される。出演者は前作と同じメンバーというのがうれしいですね。
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