テーラーメイドの2020年モデル『SIM』シリーズは人気がありますね。テーラーメイドがブルーを基調としたモデル(SLDR、JET SPEED)は低スピンが行き過ぎたところがありましたが、SIMはちょっと違うようです。
SIMシリーズは、アベレージゴルファー向けのSIM MAXとロースピン系のSIMの2タイプがあります。純正シャフトのSフレックスで見てみると、SIM MAXは298gでSIMは307gと9gほどSIMの方が重たいです。シャフト重量はSIM MAXに装着されているテンセイブルーが54gで、SIMに装着されているテンセイシルバーが56gです。シャフトでは2gの差ですが、トータルで9g差が付いたのは、グリップ重量とヘッド重量が違うからですね。SIM MAXのグリップ重量は42gで、SIMのグリップ重量は47.5gでした。
SIMとSIM MAXのヘッド重量
シャフト重量差2g+グリップ重量差5.5g=7.5gなので、トータルウェイトの差9gを差し引くと1.5gですね。そこで、SIMとSIM MAXのヘッド重量を測ってみました。
ヘッド重量ですが、SIM MAXは194gで、SIMは195gでした。いくつか測ってみましたが、大体1gぐらいの差でした。
前作のM5とM6では、M5が196gでM6が193gと3gぐらいの差がありましたが、SIMシリーズでは1gぐらいの差でした。
SIMシリーズとMシリーズはスリーブの互換性があるので、入れ替えて使うことが出来ますがヘッド重量が違うのでバランスが変わってしまいます。M6のヘッドに装着されているカスタムシャフトに、SIM MAXのヘッドを装着するとヘッド重賞がSIM MAXの方が1gぐらい重いので、バランスは0.5~1ポイントぐらい重くなると思います。
追記 SIM MAX-Dのヘッド重量
5月末にSIM MAX-Dが発売されましたね。SIM MAX-Dのクラブ仕様はSIM MAXと同じです。シャフトはSIM MAXと同じテンセイブルーで、グリップも同じ、長さバランスも同じなので、当然のことですがヘッド重量も同じです。SIM MAXとSIM MAX-Dのヘッド重量はどちらも194gです。
スリーブの互換性があるので、シャフトを入れ替えて使うことが出来ます。
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