G440のALTA J CB BLUEについて、このブログでは以前、G430のALTA J CB BLACKより振動数が少し硬めに出たと書きました。その記事には「長くなったので少し硬めにしたのかもしれない」という推測もあります。
その後の比較で混同しないように、PINGの公式説明を確認しておきます。メーカーはBLUEとBLACKの重量・しなり特性は同じと説明しています。以前の測定結果だけを根拠に、「BLUEは硬く設計し直された」とは言えません。
公式に説明されている変更は標準長とデザイン
PINGのフィッターブログでは、G430のALTA J CB BLACK装着ドライバーは標準長45.75インチ、G440のALTA J CB BLUE装着ドライバーは46インチとされています。差は0.25インチ、換算すると6.35ミリです。
ここで比較しているのは、クラブとしての標準長です。中古販売で書かれている「シャフト単体の長さ」と、そのまま比べる数字ではありません。
| 確認項目 | G430・ALTA J CB BLACK | G440・ALTA J CB BLUE |
|---|---|---|
| ドライバーの標準長 | 45.75インチ | 46インチ |
| 重量・しなり特性 | PING公式は両者で同じと説明 | |
| 外観 | BLACK | BLUEへデザイン変更 |
出典元:PING ALTA J CB BLUEとBLACKの比較
振動数の数字と、設計変更の理由を分ける
振動数は比較の手がかりになりますが、クラブの組み立てや測定条件も一緒に見る必要があります。例えばフジクラのSPEEDER BOOSTの公表値には、ヘッド重量200g、クラブ長45インチ(60度法)、グリップ重量50gという測定条件が付いています。さらに、ヘッド形状や組み立て条件で数値が前後すると説明されています。
これはALTAの測定条件を示すものではありません。メーカー自身も振動数に条件を添えている、という例です。数字だけを別の表から持ってきて、同じ基準で測ったものとして並べないほうがいいですね。
出典元:フジクラ SPEEDER BOOST「振動数参考値・測定条件」
過去の記事で硬めに出たという観察と、なぜそう出たかという説明は別です。今回、同じ条件で再測定したわけではないので、差の原因までは決められません。「測定ではこうだった」「メーカーの設計説明はこうなっている」と分けて残しておくのが正確だと思います。
買い替えで比べたいのは、シャフト名だけではない
G430からG440へクラブごと替える場合、ヘッドと標準長も変わります。振った印象が変わっても、すべてをシャフトの色の違いに結びつけることはできません。
私なら試打時に、フレックス、実際のクラブ長、グリップ、ヘッドのモデルとロフトを確認します。標準仕様同士を比べたのか、長さを揃えたのかもメモしておくと、あとから考えやすいです。
また、同じALTA J CB BLUEという名前でも、ここで扱ったのはドライバー用です。FW用やアイアン用の数値まで同じとは考えず、クラブ種別ごとの仕様を見ます。
新しい色だから硬い、古い色だから軟らかい、と決めるより、自分のクラブと比較条件を揃えて確かめたいですね。過去の振動数記事は、そのための参考資料として見てもらえればと思います。
関連記事:G440の純正シャフトALTA JCB BLUEの振動数を測った記事
メーカー情報の確認日:2026年9月10日。今回、新たな振動数測定や試打は行っていません。


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